全国には数は少ないモノの「オーバーナイト透析」というスタイルがあります。
深夜に8時間~10時間程度の透析を寝てる間に行うというスタイルですな。
北海道、東北、関東、中部・・・などブロックごとに1病院は必ずあるのですが、残念ながら四国だけは無いのですよ(-_-;)
しかし、実際には高松市のある病院では、オーバーナイト透析用の部屋を作ってあり、希望者を募集しているんですが、希望者がいなさ過ぎてスタート出来ないんですな(-_-;)
病院の採算上、5人くらいの希望者を集めたいのですが、集まらない。
なので、そのオーバーナイト透析用の部屋が遊んでるという事が起きてるようです。
ん~(-_-;)
残念ながら香川の透析患者さんたちは、透析量という概念に乏しいです。
県腎協の理事会などに行くと、そこには5時間以上の透析を受けてる患者さんが溢れ返ってますし、意識も知識も豊富なんですよね。
しかし、透析患者さんの平均年齢を上げてるような県ですから、高齢者さんも多いのですな。
まあ、僕も、透析時間を延ばしたらどうなるかを説明する機会はありますが(単に透析時間を延ばせばよいとも思ってないですが)、残念ながらそういう話をすると大体は、
「いや、ナマガチ君な、4時間でもしんどいのに5時間以上も透析する気にはなれんわ。」とあっさり却下されてしまいますね(-_-;)
そうですよね(^◇^)
ただ、どうなんでしょうね。
同一県内で、似たような透析を口裏を合わせるがごとく、やっている県もあるんですが、色々病院によって特色があっても良さそうな気もします。
そりゃ、オーバーナイト透析などはそこまで需要は多くないでしょうから、たくさんなきゃならないとは思いません。
6時間透析をやってくれる病院、5時間までならやる病院、頑として4時間までしかやらない病院、オンラインHDFを積極的にやってくれる病院、オーバーナイト透析もやってくれる病院・・・、色々あって患者が選んでその病院を受診できるようになって欲しいです。
比較的、まだ香川はマシなほうです。
僕の通う病院では6時間透析の患者さんが4人いる訳ですし、5時間透析なら10~20人くらいいるのでしょう。
大半は4時間透析か、4時間未満の患者さんですが、比較的、個々の状態に合わせて必要な透析の示唆はしてくれますね。
こういう色々できる病院もあって良いですし。
1番良いのは1つの病院で色々できるという事でしょうか。
やはり、透析生活は長いので、その時々によって受ける透析も変わってくると思うんですよね。
僕らくらいの年代ですと、仕事もしてる患者さんもいますが、仕事を引退すれば「夜間透析」や「オーバーナイト透析」は不要ですよね。
しかし、逆に色々出来るという事は、医療従事者さんや病院にかかる負担も大きくなる訳ですから、そこら辺も大変なんですが(-_-;)
全患者に同じようにマニュアル化できたほうが、やりやすくなるという事は言えますからね。
とは言え、果敢に色んな透析にチャレンジしてくれる病院は患者にとっては有難いです。
まあ、僕の病院でも僕や前会長のように6時間組が元気一杯なので、6時間をやりたくなる患者さんも出るでしょうな(^◇^)
僕の個人的な意見としては、透析量の問題も大きいとはいえ、患者の精神性も予後に大きく影響してると思ってます。
これは色々意見はあると思うんですが、例えば極端な例で言ってみれば、処方されてる薬の飲み方などを考えても、意欲的な患者さんはかなり工夫しておられますね。
しかし、意欲がない患者さんは残薬が増える傾向にあると思います。
そこでも当然、予後に差がつく訳ですよ。
透析時間もそうで、良いと信じて色々やること自体がプラシーボ効果も生みやすい。
透析医療に希望を見いだせないような精神状態では、透析の持ってるポテンシャルの高さを十分に活かしきれないと思います。
それはかつてのヘタレ10年時代の僕がある程度証明してますので、かなり大きくのしかかる問題だと思いますね。
という事で、医療の進化にも期待したいですが、その前に患者進化も問われてると思うのですがどうなんでしょう。
香川もまだまだ患者意識が全体に低く、透析病院側の進化が遅れてる感じも受けます。
ニーズがないと、結局のところ、オーバーナイト透析ですらできない訳ですからな。
そして、そういう透析スタイルが無いと、透析患者を雇おうという企業も増えず、問題が改善しないという事も言えます。
ネット世界に入り、このブログを見てくれるような患者さんや仲間たちはほぼ問題ありませんが、ネット世界に入って来ない患者さんや、患者会の存在も知らない患者さんたちは、透析に対して意欲的ではない患者さんも多いですからね。
そこの意識が変わらぬ限り何も変わらないような気もしますが・・・(-_-;)
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深夜に8時間~10時間程度の透析を寝てる間に行うというスタイルですな。
北海道、東北、関東、中部・・・などブロックごとに1病院は必ずあるのですが、残念ながら四国だけは無いのですよ(-_-;)
同一地域内で同じタイプの透析病院ばかりになっている地域もある
しかし、実際には高松市のある病院では、オーバーナイト透析用の部屋を作ってあり、希望者を募集しているんですが、希望者がいなさ過ぎてスタート出来ないんですな(-_-;)
病院の採算上、5人くらいの希望者を集めたいのですが、集まらない。
なので、そのオーバーナイト透析用の部屋が遊んでるという事が起きてるようです。
ん~(-_-;)
残念ながら香川の透析患者さんたちは、透析量という概念に乏しいです。
県腎協の理事会などに行くと、そこには5時間以上の透析を受けてる患者さんが溢れ返ってますし、意識も知識も豊富なんですよね。
しかし、透析患者さんの平均年齢を上げてるような県ですから、高齢者さんも多いのですな。
まあ、僕も、透析時間を延ばしたらどうなるかを説明する機会はありますが(単に透析時間を延ばせばよいとも思ってないですが)、残念ながらそういう話をすると大体は、
「いや、ナマガチ君な、4時間でもしんどいのに5時間以上も透析する気にはなれんわ。」とあっさり却下されてしまいますね(-_-;)
そうですよね(^◇^)
ただ、どうなんでしょうね。
同一県内で、似たような透析を口裏を合わせるがごとく、やっている県もあるんですが、色々病院によって特色があっても良さそうな気もします。
そりゃ、オーバーナイト透析などはそこまで需要は多くないでしょうから、たくさんなきゃならないとは思いません。
6時間透析をやってくれる病院、5時間までならやる病院、頑として4時間までしかやらない病院、オンラインHDFを積極的にやってくれる病院、オーバーナイト透析もやってくれる病院・・・、色々あって患者が選んでその病院を受診できるようになって欲しいです。
比較的、まだ香川はマシなほうです。
僕の通う病院では6時間透析の患者さんが4人いる訳ですし、5時間透析なら10~20人くらいいるのでしょう。
大半は4時間透析か、4時間未満の患者さんですが、比較的、個々の状態に合わせて必要な透析の示唆はしてくれますね。
こういう色々できる病院もあって良いですし。
色々な透析に果敢にチャレンジしてくれる病院は貴重
1番良いのは1つの病院で色々できるという事でしょうか。
やはり、透析生活は長いので、その時々によって受ける透析も変わってくると思うんですよね。
僕らくらいの年代ですと、仕事もしてる患者さんもいますが、仕事を引退すれば「夜間透析」や「オーバーナイト透析」は不要ですよね。
しかし、逆に色々出来るという事は、医療従事者さんや病院にかかる負担も大きくなる訳ですから、そこら辺も大変なんですが(-_-;)
全患者に同じようにマニュアル化できたほうが、やりやすくなるという事は言えますからね。
とは言え、果敢に色んな透析にチャレンジしてくれる病院は患者にとっては有難いです。
まあ、僕の病院でも僕や前会長のように6時間組が元気一杯なので、6時間をやりたくなる患者さんも出るでしょうな(^◇^)
患者意識が透析医療を変える
僕の個人的な意見としては、透析量の問題も大きいとはいえ、患者の精神性も予後に大きく影響してると思ってます。
これは色々意見はあると思うんですが、例えば極端な例で言ってみれば、処方されてる薬の飲み方などを考えても、意欲的な患者さんはかなり工夫しておられますね。
しかし、意欲がない患者さんは残薬が増える傾向にあると思います。
そこでも当然、予後に差がつく訳ですよ。
透析時間もそうで、良いと信じて色々やること自体がプラシーボ効果も生みやすい。
透析医療に希望を見いだせないような精神状態では、透析の持ってるポテンシャルの高さを十分に活かしきれないと思います。
それはかつてのヘタレ10年時代の僕がある程度証明してますので、かなり大きくのしかかる問題だと思いますね。
という事で、医療の進化にも期待したいですが、その前に患者進化も問われてると思うのですがどうなんでしょう。
香川もまだまだ患者意識が全体に低く、透析病院側の進化が遅れてる感じも受けます。
ニーズがないと、結局のところ、オーバーナイト透析ですらできない訳ですからな。
そして、そういう透析スタイルが無いと、透析患者を雇おうという企業も増えず、問題が改善しないという事も言えます。
ネット世界に入り、このブログを見てくれるような患者さんや仲間たちはほぼ問題ありませんが、ネット世界に入って来ない患者さんや、患者会の存在も知らない患者さんたちは、透析に対して意欲的ではない患者さんも多いですからね。
そこの意識が変わらぬ限り何も変わらないような気もしますが・・・(-_-;)
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コメント
コメント一覧 (2)
驚きですね・・・・
こちらは入りたくても入れない状況です。
フルタイムで仕事してて透析してる自分には
適した透析スタイルなんですがね・・
横浜第一とみなとみらいクリニックで
待機組に入れてもらってますが
10数人も待ちが居るので、ほぼ絶望的ですね・・
今は5時間弱で受けております。
コメント有難うございます。
そうなんですよね。
オーバーナイト透析というスタイルの定着がまるでないのが原因と思います。
香川にはそんな病院は無いと思ってるかもしれません。
僕自身も最初に透析を6時間もやってる病院が他県にあると聞いたのは10年前ですが、香川でそんな事ができるとは思ってなかったですからね。
遠い遥か彼方の話と思ってました。
文化の差と感じますね(^◇^)