僕の場合は週3回、1回6時間の透析を受けてますので、長時間透析という事になるんですよね。

透析仲間の1人は在宅透析で1回2時間半×週6回透析を行ってます。

おお!
なんか興味の湧く世界観や(*'▽')



HDPで考えるとスゴイ数値になる短時間頻回透析


僕自身も在宅透析に移行した場合は、週5回×1回3時間という透析にしようかな? と逆襲時代に書いた事があります。

週のトータル透析時間は15時間になってしまいますが、HDP(ヘモダイアリシスプロダクト・透析量を計る指針・72以上が望ましいとなっている)は「75」となり、かなりの透析量なんですよね。

実際、週3回×1回6時間透析のHDPは「54」にしかなりませんからね。

週3回透析では、1回8時間透析にしない限り、「72」以上にはなりません。

(HDP計算方式:透析時間×週の回数×週の回数)

ところがですな、週6回×1回2時間半ですとHDPは「90」になります。

おお!
すげ~(^◇^)

このHDPという概念があって、短時間頻回透析というのが出てきたのではないかと思うんですけどね。

実際、学会でも、テレビを見てる暇があったら透析という事で、短時間の頻回透析の話題が出てました。
何でも週7回×1回2時間というスタイルがあるんだとか(-_-;)

HDPは「98」になっちゃいますよ。

SSS45



短時間頻回の効果はどうなんだ


となりますと、その効果がどの程度か気になりますね(*'▽')

普通に考えますと、1回の透析時間を延ばした場合、大きく毒素が抜けるという効果があり、クレアチニンが一気にごく軽度の腎不全レベルまで下がります。

数値で言えば3を切る、場合によっては2を切る事も可能ですね。

しかし、週3回となりますと、中2日時などは数値が悪くなってしまいますね。

一方で、短時間頻回の場合は、やや低め安定路線という事になるんでしょうか?

大きくはクレアチニンが下がりませんが、大きく上がる事も無い訳ですね。

おっ、ちょっと考えますと、人間の体というのは別に一瞬数値が悪くなったからと言って、いきなり大きな疾患を受ける訳でもない場合が多いですよね(数値にもよると思いますが)。

高い数値がある程度長く続く事で、大きな疾患へと結びつくケースが多いので、短時間頻回では大きく数値が下がらないけど、上がる事も少ないために効果があると言われてるんでしょうか?

2018-06-09 (2)

(出典元:しっかり透析のヒケツ 鈴木一之 2010年5月9日 坂井瑠実クリニック・山本クリニック講演会)



短時間頻回は在宅透析移行が条件か


ただ、これは施設透析では無理そうですね。

週4回の頻回透析や隔日透析(2週で7回)ならやってくれる病院も稀にあるのですが、週5回以上の透析をしてるというのはほとんど聞きません。

となると週6回以上の透析は在宅透析という事になりますね。

また、毎日のように穿刺するので、穿刺部の血管の傷み具合などの問題もあるでしょうか?

でも、在宅透析で週6回透析をやってるという患者さんは多いですからな~。

僕の透析仲間だけでもざっと4~5人いますな。

しかもですな、透析年数は浅い方でも、在宅透析を受けてる患者さんは知識がケタ違いです。

めっちゃ、勉強してますね(*'▽')

話してて、まったくついて行けなくなります。

先日のオフ会では、在宅透析患者さん3人と晩ご飯を食べましたが、もうね、話のグレードが高過ぎまして僕の知識量の浅さが露呈(-_-;)

まあ、その中に短時間頻回をやってる患者さんがいましたので、色々話を聞けました。



臨床データが少なすぎる


こういった先進的な透析スタイルについてどうこう言うには臨床データがあまりにも少ないかと思いますね。

現時点でも在宅透析患者さんは800人いるかどうかのレベルだと思います。

ただ僕が思うのは、合併症疾患に差がついてる現状は感じるんですよね。

僕の通う病院や、香川県で透析を受けられて30年以上の患者さんは結構いますが、さすがに背骨や膝がやられて車いすになってしまってる患者さん割合が高いなという気がします。

昨年の四国ブロックの青年部交流会でも42年の方がいらっしゃいましたが、やはり膝に問題が出ているとおっしゃってました。

やはり、4時間透析の患者さんが中心ですよね。

でも実は僕も昨年12月の時点で膝に激しい痛みがあって、石灰化が起きてるかと心配だったのですが、ちょうど6時間透析になって痛くなくなっていきました。

首や肩はCTやレントゲンで異所性石灰化が起きてましたが、今の所、まったく痛みが出ておりません。

もしも、こういった短時間頻回透析や長時間透析の経験者さんが続々と透析40年越えを果たし始めた時の疾患具合を見て差がつくのであれば、それは更に効果があるとして面白くなっていくのではないでしょうか?

まあ、患者側のニーズの問題、そして医療側の問題もありますので、そう簡単な話ではないのですが、今後どうなっていくかが見ものですな(^◇^)




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