昨日、透析仲間に良いヒントをもらった~(^◇^)

そうだ、それだ。

鈍感力(*'▽')



2007年2月発売以降100万部突破の渡辺淳一著「鈍感力」とは


渡辺淳一著「鈍感力」
<内容紹介>
鋭敏で聡明なことが優れていると言われるが、果たしてそうであろうか? 医師、作家としての経験などを通じて、小さなことでも動じない一種の「鈍さ」が、この先が見えない不透明な時代をたくましく生き抜く源になるのではないか。恋愛はもちろん、夫婦生活や子育て、職場など……各場面において求められる「鈍感力」とは?


2007ユーキャン新語・流行語大賞でトップ10にも入り、累計100万部突破の渡辺淳一さんのベストセラーです。

社会の中で「空気の読めないヤツ」と思われないようにとかっていうのもありますし、とかくこの世は「敏感」でないといけないような雰囲気にあふれかえっています。

どうしても「鈍感」というとイメージが悪い感じもしますが、何を言っても堪えない・へこたれない人っていうのはある意味最強ですな(*'▽')

敏感にアンテナを張るところと、鈍感にやりすごせるところ、この両方をうまく使い分けられる能力を手に入れたら、とてつもない事が起きそうです。

敏感な人ほどストレスも多いと言いますし。

SSS8



敏感に物事を見過ぎて生き辛かった時代


透析導入病院時代は約7年近く同じ病院にいました。

その頃がもっともヘタレてた時代でもあります。

まあ~(*'▽') こういう時は何にでも敏感になるんですよね。

わざわざ見なくても良い、スタッフさんのちょっとしたミスも見逃さなくなりますな。

で、勝手に腹を立ててストレスを増やしてしまってました(-_-;)

(勝手に自分が不遇だと思っているので)物事が何でも悪い方向で見えてしまうんですよね。

「こう思われてんじゃないか?」色んな方向で思考が働き過ぎて、実際起きてもいない事にまでイライラしてしまう。

人の落ち度とかそういうのが気になる。

ま、今となれば過去の僕が実に馬鹿馬鹿しい感じがします。

そんな事ばっかり見ている暇があったら、自分向上のために時間を費やしておけば良かったと思ってしまいますね。

10年も損してしまいました(-_-;)

要は見なくてもいいようなものを自分でドンドン探してしまい、自分で見つけておいて怒ってるんですわ。

イカン、イカン・・・(-_-;)

ストレスをわざわざ探してこなくても良い訳ですな。

なので見ない。

今は穿刺(透析の針刺し)も見ません。
昔はじっと見てました。
見てるんで、スタッフさんもプレッシャーがかかり失敗するリスクが増えてしまうんですな。(まあ、確かに僕だったら見られてたらやりにくい気がします。)

鈍感力があれば気にならなくなりますからね。

落ち込むような事があってもスグに立ち直れたり、無駄な争いに巻き込まれなくて済みます。
クヨクヨと悩んでる期間がグッと短くなり、物事を前向きに捉えたりに長ける事になります。

自分にとって悪いものを見ないという能力って大事なんですよね。

例えば、僕の「腎臓がん」の時も、心臓の検査で検査入院した際に発見されたんですよね。
普通、心臓病と腎臓がんの両方が見つかって落ち込むところなんですが、鈍感力があって更に物事を良い方に見れる能力があれば、
「ラッキー☆彡 心臓が悪くなってくれたおかげで腎臓がんが早期で発見できた(^◇^)」と逆に喜べますよね。

病気2つが1度に降りかかってきて、ここまで能天気に感じられたら最強だと思うんですよね。

アパートの上の部屋の子がうるさくてイライラ


例えば、良くある話ですが、アパートなんかの隣人トラブルとか。

これ、僕も分からん事も無いんですよ。

昔、上の部屋の子が凄くてね~。

さすがに物事は限度もあるとは思うんですが、こういう時に「鈍感力」があると良いですよね。

場合によっては殺人事件にまで発展する事もありますからな。

トンデモナイのが近隣に引っ越してきて、大きなトラブルになる場合もありえます。
そういう時に、自分が加害者となってしまう場合もあります。

自分の意識下で怒りを上手に受け流せる能力が欲しいなと思ってしまいます。

恐怖に慣れた人の話


僕の知り合いに、昔ヤバイところから借金して取り立てを受けまくっていた人がいたんですよね。

その人が言ってた事ですが、
「3年も4年も追いかけられ続けると、恐怖感とかがなくなるんだよね~。最初の頃は怖くて仕方なかったけど。」

おお!
慣れちゃったの?

すげ~(^◇^)

何年もとなると慣れるんですな。

僕だったらブルってしまいそうですが。

同じ恐怖だったら、長く続けば恐怖を感じなくなるかな。

そう言えば、同級生の息子さんが住んだアパートでよくおかしな現象が起きるって言うんで、
「としひろ、そういうの詳しいやろ、ちょっと見てくれんか?」

あ、いやいや、オカルト好きというだけで霊能力とかは無いで(-_-;)

と言いつつ興味津々なので見に行ったりしました。

その時に、普通だったらやっぱりビビると思うんですけどね、その息子さんはもう慣れたもんでした。

これも慣れちゃったパターンですね。

この場合は、単純に慣れちゃったという事で、単純に鈍感力とは言い辛い部分もあるんですが、慣れると恐怖を感じなくなるという部分もありますよね。

同じように、嫌な事があっても慣れていけばいいんじゃないかと思いますね。

慣れてしまえば、ストレスになるような事も、どおって事なくなると思います。



明石家さんま最強論


関東以北の方は分かりづらいと思うんですが、関西ですと「あほ」っていう言葉がよく使われます。

「あほか~(*'▽')」そんなに重い言葉じゃないですな。

関東以北の方は結構キツク聞こえるってよく聞きますけどね。

香川の僕んち辺りだと、普通に日常会話の中で会話の語尾に使われる事が多いです。

ただ、あんまり良い言葉じゃないので、人を卑下したりするような時にも使われます。

「あほか( `ー´)ノ」と言われた時の絶妙な返し言葉として関西のお笑い界であった、
「あほちゃいまんねん、パ~でんねん」というのを明石家さんまさんが「俺たちひょうきん族」の中の「たけちゃんマン」のコーナーで流行らせました。

あれや(*'▽')

あの鈍感力や。

そう思いますね。

ただこれ、「何も感じない」というのとはちょっと違うんですよね。

時々、「何も感じない、感受性をゼロにする」という風に思ってる人もいます。

感受性がゼロ(ゼロは無理だと思いますが)とか低くするというのは、喜びも半減以下になってしまいますからね。

そう言う事では無いようです。

怒りの感情などを1回許容してしまわないといけないようです。

受け止めるのですな。

なので、
「あほか( `ー´)ノ」と言われたら、
「あほちゃいまんねん、パ~でんねん、パ~(^◇^)」なのです。



1度受け止めてからの解放


怒りや苦しみなどは、なかなか許容できないもんなんですよね。

僕自身も「人工透析」という状況がなかなか許容出来てなかったんだと思いますね。

受け入れられず、排除しよう、排除しようと思うから余計にストレスになる。

怒りを1回受け止めるという作業をしない限り、本来の鈍感力にはならないそうです。

そして、そこからの解放が必要らしいです。

ちょっと難しそうですけどね。

仮にすごく落ち込む事があっても、いつまでもクヨクヨしてないで、気分転換していつもの自分らしい時間を過ごす。

落ち込む事や怒りからの心の解放は、何が起きてもくじけない、へこたれない、そういった前向きな生き方になります。

社会の中で成功を収めている人というのは、とにかくあまり傷付かないですな。

皆さん、若い時から色々あったと思うんですが、傷付いていつまでも引きずる人から順に脱落していくような部分も社会にはあります。

早く立ち直っていける能力があると、人生が変わるのではないでしょうか。


日経ビジネス 「鈍感」とは極めて前向きな生き方である



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