透析室という密閉された空間で一体何が起きてるのか?
僕が透析導入し最初の7年を過ごした病院は結構な大病院でした。
2階の端っこの「透析センター・関係者以外立ち入り禁止」と書かれた部屋のドアを開いて入ります。
(^◇^)
まあ、この時点で失敗してるわな(*'▽')
今の病院ですと、そんな区切りはありません。
透析患者だからといって特別扱いはしないというのも手ですな。
僕も言い出したら聞かない頑固な一面もあるので、よくソーシャル上では揉める事もあるのですが、ある有名透析医の先生と議論になった時に、
「透析を受けてるからって特別扱いしろというのだったら、それは違うんじゃないか?」と突っ込まれた事がありますね。
確かに(*'▽')
そこはそうですな。
よく、優先座席とヘルプカードの問題で、若い透析患者さんが優先座席に座ってるのはどうなのか?という事で議論になる事もあります。
血圧が下がってる時などは、座りたいですよね。
世間から見れば、どう見ても障害者には見えない問題もあるため、ヘルプカードがあるのですが、世間一般でヘルプカードが知られておらず、全く意味をなさない場合もあって、様々なトラブルが起きるようです。
こういった、病気の症状が重い時に、周りの配慮が全く無いという世の中の世知辛さのもん問題とは別に、普段やはり自分が特別扱いはされたくありませんな。(少なくとも僕は)
自分が障害者1級で、透析を受けているのだから、周りが配慮するのが当たり前だという感覚の患者さんは多い気がします。
特に高齢の透析患者さんですと、「年寄りだから敬われるのが当たり前」という感覚と、「透析を受けてるんだから配慮しろ」という感覚がごっちゃになって、かなり高圧的な患者さんも見ますね(*'▽')
こういう問題で、かなり精神的に負担の大きい仕事となってしまってるのが透析医療だと思います。
というか、これは視点の違いなんですよね~(*'▽')
透析環境の中では、優秀なメディカル・スタッフさんと優秀な患者さんがタッグを組んで、正しい生き方や正しい心の持ち方を伝播していかなきゃならない世界観だと思います。
先の議論をした透析医の先生がいる病院は、僕が傍から見る限り、凄く患者さんと医療者さんの距離が近く、成功している一例と思います。
なんかね、連帯感抜群ですな。
一方で、メディカル・スタッフさんと患者さんがまるで不俱戴天の仇同士というような、トンデモ病院も僕はたくさん知ってます。
あれは?
何目的?
人間性に欠けるスタッフさんと、同様の患者さんが揃うと、密閉された透析室でそういう険悪なムードが流れてますね。
で、そういう病院では、
「暴言禁止」というような張り紙が更衣室に貼ってあったり、細かなルールを書いた書類にサインを求めたりといった、不思議現象が起きてます。
(^◇^)
この人たちは、自分が医療従事者である事や、自分が重い病気の患者である事の重大性にまったく気付かない人達のグループですな(*'▽')
患者が敵?
医療従事者が敵?
(^◇^)
不思議とそういう人達は集まって来てしまうというか、なぜかそうなってしまっている病院を時々見てしまいますね。

(^◇^)
そんな敵の面倒をみたり、敵に介抱されたりする環境では、誰1人、心が休まりませんな。
このランクの病院ですと、「サイコネフロロジー」とか言いましても、レベルが違いすぎてお話になりませんのでね。
そもそも「視点」が違い過ぎるのです。
同じ体験をしても、受け手によって感じ方が違う事はよくあります。
全員を同じ天秤には乗せられません。
対応も処々ですな。
金持ちでも自分が不幸と思ってる人はいますし、貧乏でも幸せを感じる人もいます。
いわゆる、見ているものが違うのですな。
結局のところ、「メリット」を見るか、「デメリット」を見るか、それだけの違いです。
そりゃ、患者も透析の厳しい部分ばかりを見てしまうと、誰だって気が滅入りますよ(-_-;)
だから、元気はつらつ透析を実現してる人は、そういう厳しい部分は見ず、透析を受ける事に対するメリット部分しか見てないから、元気に生きられるのです。
同じようにメディカル・スタッフさんの中にも、こういった物事の原理を知り、透析患者さんの人間性に深く興味を持つ人もいます。
そういうスタッフさんは、この仕事が面白いと思いますね。
原理を知らずにデメリットばかりを見てしまうスタッフさんは、透析医療の中でとてもやりきれなくなってしまうでしょう。
要は、「視点」を変えれば、いくらでも人生をプラスに出来るのに、患者もスタッフさんも中にはその原理にすら気付かない人もいます。
問題はそこなのです。
誰にでも、「好きな人」と「嫌いな人」というのがあると思いますな(*'▽')
「好きな人」に対しては、必ずと言って良いくらい、その人の良いところをたくさん見つけてしまいます。
しかし、「嫌いな人」には、その人の悪いところばかり見てしまう。
これにより、「好きさ」と「嫌いさ」が増幅してしまうように出来てますね。
仮に、面倒臭い患者さんが1人いたとして、その患者の人間性に興味を持てなければ、悪いところばかりが目に付いてしまいますが、興味を持っていれば、たくさんの良い部分にも目がいくようになります。
あれ、不思議なんですが、人の悪いところばかり見てしまうと、こちらの心が滅入ってしまいますが、ならどうして人の良いところを見るようにしないのか?
気分が悪い状態で生きなきゃならない事に何の疑問も感じないんでしょうか?
たった、これだけの事で、仕事のやりやすさが変わるのですが、この程度も出来ない人が多過ぎますね。
医療に関わらず、対人の仕事というのは大変です。
僕もね、営業職を続けると人間関係で軋轢を受けてしまうので、入院をきっかけに仕事をやめ、工場勤務と営業を繰り返していた時期があります。
人間関係に疲れたら、工場で黙々と働く。
そうしているうちに人恋しくなってきて、入院をきっかけにまた営業職を見つけてくるという感じでした(*'▽')
当時ね、もう少し今のような原理について気付いていれば、また違う人生が送れたと思うと、何となく悔しいですね。
人間との軋轢がある仕事のほうが給料が良いんですよね(-_-;)
「サイコネフロロジー」という部分にいくまでには、こうした人の心理をある程度理解できてないと無理ですからね。
患者が敵というようなやり方でやってる病院で出来るレベルではありません。
しかし、一方で、こういった事にも取り組み、患者と医療従事者がとても距離が近く仲良く同じ病気に対抗できてる病院もある訳です。
そして、患者の生命予後の差が何十年も開いてしまうという現象が起きています。
同じ医療費なのにですよ(*'▽')
ここで培った技能は、恐らく人生そのもので生きてくるでしょう。
透析のメディカル・スタッフという仕事に意味を感じられないあなた。
さあ、「サイコネフロロジー」をやってみませんか?
人間心理を学び、透析患者の精神性について知る事で、人生が大きく変わってくることは間違いありません。
ここは、医療従事者だけでなく、患者もやってみるべきと思います。
「視点」を変える。
たったこれだけの事で、人生が変えられるのですから(*'▽')
人間という存在がいかに面白い存在かに気付けますよ。
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僕が透析導入し最初の7年を過ごした病院は結構な大病院でした。
2階の端っこの「透析センター・関係者以外立ち入り禁止」と書かれた部屋のドアを開いて入ります。
(^◇^)
まあ、この時点で失敗してるわな(*'▽')
今の病院ですと、そんな区切りはありません。
透析患者だからといって特別扱いはしないというのも手ですな。
透析医療従事者と透析患者は普通に人間同士であるべき
僕も言い出したら聞かない頑固な一面もあるので、よくソーシャル上では揉める事もあるのですが、ある有名透析医の先生と議論になった時に、
「透析を受けてるからって特別扱いしろというのだったら、それは違うんじゃないか?」と突っ込まれた事がありますね。
確かに(*'▽')
そこはそうですな。
よく、優先座席とヘルプカードの問題で、若い透析患者さんが優先座席に座ってるのはどうなのか?という事で議論になる事もあります。
血圧が下がってる時などは、座りたいですよね。
世間から見れば、どう見ても障害者には見えない問題もあるため、ヘルプカードがあるのですが、世間一般でヘルプカードが知られておらず、全く意味をなさない場合もあって、様々なトラブルが起きるようです。
こういった、病気の症状が重い時に、周りの配慮が全く無いという世の中の世知辛さのもん問題とは別に、普段やはり自分が特別扱いはされたくありませんな。(少なくとも僕は)
自分が障害者1級で、透析を受けているのだから、周りが配慮するのが当たり前だという感覚の患者さんは多い気がします。
特に高齢の透析患者さんですと、「年寄りだから敬われるのが当たり前」という感覚と、「透析を受けてるんだから配慮しろ」という感覚がごっちゃになって、かなり高圧的な患者さんも見ますね(*'▽')
こういう問題で、かなり精神的に負担の大きい仕事となってしまってるのが透析医療だと思います。
というか、これは視点の違いなんですよね~(*'▽')
透析環境の中では、優秀なメディカル・スタッフさんと優秀な患者さんがタッグを組んで、正しい生き方や正しい心の持ち方を伝播していかなきゃならない世界観だと思います。
先の議論をした透析医の先生がいる病院は、僕が傍から見る限り、凄く患者さんと医療者さんの距離が近く、成功している一例と思います。
なんかね、連帯感抜群ですな。
一方で、メディカル・スタッフさんと患者さんがまるで不俱戴天の仇同士というような、トンデモ病院も僕はたくさん知ってます。
あれは?
何目的?
人間性に欠けるスタッフさんと、同様の患者さんが揃うと、密閉された透析室でそういう険悪なムードが流れてますね。
で、そういう病院では、
「暴言禁止」というような張り紙が更衣室に貼ってあったり、細かなルールを書いた書類にサインを求めたりといった、不思議現象が起きてます。
(^◇^)
この人たちは、自分が医療従事者である事や、自分が重い病気の患者である事の重大性にまったく気付かない人達のグループですな(*'▽')
患者が敵?
医療従事者が敵?
(^◇^)
不思議とそういう人達は集まって来てしまうというか、なぜかそうなってしまっている病院を時々見てしまいますね。

「視点」を変えれば見えるものは変わってくる
(^◇^)
そんな敵の面倒をみたり、敵に介抱されたりする環境では、誰1人、心が休まりませんな。
このランクの病院ですと、「サイコネフロロジー」とか言いましても、レベルが違いすぎてお話になりませんのでね。
そもそも「視点」が違い過ぎるのです。
同じ体験をしても、受け手によって感じ方が違う事はよくあります。
全員を同じ天秤には乗せられません。
対応も処々ですな。
金持ちでも自分が不幸と思ってる人はいますし、貧乏でも幸せを感じる人もいます。
いわゆる、見ているものが違うのですな。
結局のところ、「メリット」を見るか、「デメリット」を見るか、それだけの違いです。
そりゃ、患者も透析の厳しい部分ばかりを見てしまうと、誰だって気が滅入りますよ(-_-;)
だから、元気はつらつ透析を実現してる人は、そういう厳しい部分は見ず、透析を受ける事に対するメリット部分しか見てないから、元気に生きられるのです。
同じようにメディカル・スタッフさんの中にも、こういった物事の原理を知り、透析患者さんの人間性に深く興味を持つ人もいます。
そういうスタッフさんは、この仕事が面白いと思いますね。
原理を知らずにデメリットばかりを見てしまうスタッフさんは、透析医療の中でとてもやりきれなくなってしまうでしょう。
要は、「視点」を変えれば、いくらでも人生をプラスに出来るのに、患者もスタッフさんも中にはその原理にすら気付かない人もいます。
問題はそこなのです。
原理に気付けば人生を変えられるのに
誰にでも、「好きな人」と「嫌いな人」というのがあると思いますな(*'▽')
「好きな人」に対しては、必ずと言って良いくらい、その人の良いところをたくさん見つけてしまいます。
しかし、「嫌いな人」には、その人の悪いところばかり見てしまう。
これにより、「好きさ」と「嫌いさ」が増幅してしまうように出来てますね。
仮に、面倒臭い患者さんが1人いたとして、その患者の人間性に興味を持てなければ、悪いところばかりが目に付いてしまいますが、興味を持っていれば、たくさんの良い部分にも目がいくようになります。
あれ、不思議なんですが、人の悪いところばかり見てしまうと、こちらの心が滅入ってしまいますが、ならどうして人の良いところを見るようにしないのか?
気分が悪い状態で生きなきゃならない事に何の疑問も感じないんでしょうか?
たった、これだけの事で、仕事のやりやすさが変わるのですが、この程度も出来ない人が多過ぎますね。
医療に関わらず、対人の仕事というのは大変です。
僕もね、営業職を続けると人間関係で軋轢を受けてしまうので、入院をきっかけに仕事をやめ、工場勤務と営業を繰り返していた時期があります。
人間関係に疲れたら、工場で黙々と働く。
そうしているうちに人恋しくなってきて、入院をきっかけにまた営業職を見つけてくるという感じでした(*'▽')
当時ね、もう少し今のような原理について気付いていれば、また違う人生が送れたと思うと、何となく悔しいですね。
人間との軋轢がある仕事のほうが給料が良いんですよね(-_-;)
「視点」を変えるという技能が身につけば人生も変わる
「サイコネフロロジー」という部分にいくまでには、こうした人の心理をある程度理解できてないと無理ですからね。
患者が敵というようなやり方でやってる病院で出来るレベルではありません。
しかし、一方で、こういった事にも取り組み、患者と医療従事者がとても距離が近く仲良く同じ病気に対抗できてる病院もある訳です。
そして、患者の生命予後の差が何十年も開いてしまうという現象が起きています。
同じ医療費なのにですよ(*'▽')
ここで培った技能は、恐らく人生そのもので生きてくるでしょう。
透析のメディカル・スタッフという仕事に意味を感じられないあなた。
さあ、「サイコネフロロジー」をやってみませんか?
人間心理を学び、透析患者の精神性について知る事で、人生が大きく変わってくることは間違いありません。
ここは、医療従事者だけでなく、患者もやってみるべきと思います。
「視点」を変える。
たったこれだけの事で、人生が変えられるのですから(*'▽')
人間という存在がいかに面白い存在かに気付けますよ。
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