実は日本に「うつ病初期症状」を持っている人は3500万人くらいいます。

なので、「うつ病」初期症状のサインを自分で見逃してしまうと、時々悪化させてしまう人もいますので注意が必要です。

特に透析環境では、患者さんも医療従事者さんも「うつ病初期症状」の方をよく見かけますね。

真面目な人や他人に厳しい人ほどなりやすいです。

患者さんの場合、
「自分はダメな人間だ。」とか、
「周りに迷惑をかけている。」という思いなどが「うつ」のきっかけになる事が多いのですな。

医療従事者さんの場合は、
「なんでこの人はこんな事もできないんだろう。」とか
「患者さんを言い負かそうとしてしまう言動」などが「うつ病」の引き金になります。



透析環境で「うつ病」になる人は多いです


この段階はまだ初期症状なので、自分で気づけば戻す事が可能です。

悪化していくと、次に起き始めるのが、
*仕事が楽しくない
*やる事に興味が持てなくなってくる
*睡眠がとれなくなる
*食欲がなくなる
*新聞や本や雑誌などが集中して読めない
*テレビを見てても面白くないので頭に入って来ない

こういう症状になってきます。
まだ、この段階も自分で戻せる範囲内です。

*笑う気が起きなくなる
*しゃべる気もしない

この辺になって来ると、段々戻せないところに近づいてきますので、気を付けたいところです。

1つの思考が頭の中でずっとリフレインしてしまう状況は危険です。

明るい事であれば(例えば好きな人の事を考えてるとか)問題無いのですが、逆にイライラするような事がリフレインしている状況は大問題なのですな。

実は、ブラック企業で意識不明になった後、1年間激しい「うつ病」によって全く動けなくなった事がある僕にとっては、何度も初期症状を体験しましたので、よく分かる事なんですよね。

上記のような小さなサインを見逃さなければ、全く問題はありません。

対処法は朗らかに考えることです。

いや、先日僕も法事でお寺に行ってたんですが、親戚の叔父や叔母が子供の頃の話題で盛り上がっていたため、話題についていけず、「自分自身の心の断捨離」についてうまくいってないので、そればかり考えていたら、段々としゃべる気力がなくなってきました。

ん?

これはヤバユス・・・(-_-;)

お経が始まったら、気分も軽くなったのですが、1つの事が(笑えない話)リフレインし始めたらピンチの始まりですな。

思考を切り替えられるときは良いのですが、「うつ軽症」が始まるとなかなか気分転換が難しくなってきますので、こういう時は気の合う人と馬鹿話の1つでもしないとヤバイです。

ゲラゲラ笑えるような馬鹿話ほど効果がありますが、この時に笑えないとか、つまんねえ話だなとか思ったりしますとドンドン悪化方向に行ってしまいます。

こういう事から、物事を真面目に考えてしまう人ほど危険度が高いのが分かりますよね。

時には線路から外れて、馬鹿になったり、殻から解放できる思考性が必要になりますね。

透析環境にいる人はほとんどの人がなると言っても過言ではないので、自分は大丈夫とかは思わない方が良いですね。

そういう人ほど、悪化させた時に自分で戻せなくなります。(自覚力が無いので)

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「うつ」を呼びこみやすい思考というのがある


物事を深く考えない人や、楽観だけで生きられる人は「うつ」にはなりにくいですが、仕事をしたり、透析を繰り返す事は、深く考えないというのが難しかったりしますね。

それで、自分でも気付かぬうちに「うつ」を悪化させてしまうのです。

周りが全部敵に見えたり、動く気もしないという状態になってしまうと、もうなかなか戻せません。
悪化の一途ですな。

最終的には、自分では分かっているんですが、体が動かなくなり、激しい頭痛や呼吸の苦しさなどを感じますね。

前向きな思考は無くなり、生きていく気力もなくなるのですが、ここまで行くと体が動かないので自分で何かをしたりが出来ませんな。

ま、透析に来れてるうちは、自分で改善可能という事です。

医療従事者さんですと、責任の重さや患者さんとの精神的軋轢で「うつ」を悪化させやすいです。

気を付けましょう。

「患者さんが敵」に見える人は、もう完全に「うつ初期症状」が始まってますね。

病人の面倒を見る事で給料をもらうという仕事を自分で選択していながら、その病人が敵に見えるという思考自体がおかしい訳です。

病人側も、面倒見てもらっているのに、敵に見えてたらおかしい訳ですな。

こういうのは「うつ」を呼びこむ思考なので、注意して下さい。



対処法はまず「声を出す」事から


「笑う」という事や「声を出す」というのは「うつ」を遠ざけるのに役立ちますな(*'▽')

患者さんでイライラして怒鳴ってるようなレベルだとまだマシなほうなんですよね。

まだ、怒鳴る事で発散できてるんで大丈夫ですが、その度を超えていくと、今度は突然無口になります。

こんにちは~(*'▽')

・・・・・・・。

挨拶しても無言ですな(-_-;)

声を出す、しゃべる、笑う
これが対処法なんですよね。

普段から、挨拶からしっかりやるという事を心がけておけば、「うつ初期症状」を持ってても悪化させないで済みますので、結構大事ですね。

声を出すべき時に何も言えないというのが、「うつ」への道になってしまいますよ。



「うつ」は思考法でどうにでもできる


こういう事から、僕も対処法の1つとして「引き寄せの法則」や「思考は現実化」を取り上げている訳です。

物事がマイナスにしか考えられないというのは、「うつ症状」に繋がりますので、そういった悪い波動を出す思考から、良い波動を出す思考に切り替えるのが正しいですな。

いや、もうね、全部笑える方向で行きましょう(^◇^)

透析環境の中で吠えまくってる人とかを見かけたら、患者でも医療者さんでも関係なく、

「あはは。うつ初期症状や(*'▽')」と指さして笑ってあげると良いですよ(^◇^)

僕自身が何度も経験あるので分かりますが、「うつ状態」の時って、何でも他人のせいになってしまいますな。

実際、人の思考と言うのはまだ100%解明されてる訳でもありませんし、心の問題が体にどのような影響を与えるかも100%分かってる訳でもありません。

しかし、落ち込んだり、悩んだりというネガティブ思考が、体のホルモンバランスを悪くし、免疫力を落としてしまう事はすでに医学、科学の両面で証明されております。

間違いなく、体に影響を与えます。

そのため、体調不良として内科を受診する「うつ症状に気付いていない」患者さんが多いそうです。

この場合、うつに気付き思考法を変えない限り、内科でいかなる薬を処方されようとも治りませんね。

結局、物事をマイナスに考えてしまうというのは、安全策と言う意味では大事な部分でもあるのですが、100害あるのに、利益は少々しかない。

そもそも人間はまだ起きてもいない出来事に一喜一憂しやすく出来てますからね。

喜ぶ方はいいけども、憂うほうはほどほどにしとかないと、心が体に与える影響もあるという事だけはしっかり覚えておいたほうが良いです。

「うつ」をすすめやすい人の特徴として、「心配」したり、「物事をマイナスに考える」事のほうが心がラクになるというのを持ってる事が多いです。

物事を何でも明るく考える事に違和感を持ってる事が多いですな。

楽観的に考えてミスする事が「悪」のような思考をしていますね。

こういう部分を自己解放してあげると良いですな。

なので、自分のミスや他人のミスが許せないような責任感が強かったり、真面目な人ほど「うつ」になりやすいのです。

せかせかし過ぎなのですな。

まあ、それも大事な部分ではありますが、度を超え始めると良くありませんよね。

そういう自覚がある人は、心のバランスを大事にすると効果がありますよ。

メリハリですな。

明るく馬鹿笑いしておしゃべりする時間も持っておくと良いかも知れませんね(*'▽')



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