日本透析医学会の2016年末における調査結果が出てたようですね。

透析患者数は2015年から4623人増え、329609人となりました。

さて、透析療法では日夜研鑽が積まれ、今日、僕も元気透析が可能になりました。
しかし、ここには天才透析医たちの熱き攻防があっての事ですね。

しかし、残念ながら、僕が見てもそのデータは明らかにおかしいだろう??? という数値を例題に出してる発表などもありますね(*'▽')

実際、短時間透析を推奨するような論文もあるくらいですからね。

論破する上で、様々なデータが出てくるんですが、違和感を覚える事もあります。



単純に生存率だけで比べても対比にはならない


例えば、僕が思いますに、透析患者さんの生存率や死亡率などは、一切参考にならない気がしますね。

というのは、そこに患者の原因疾患と透析導入期の年齢が統一されない限り、正確なデータは出せないと思います。

一方の病院で、患者さんの10年生存率が50%だった、一方では35%だったと言われましても、高齢患者さんが多ければ生存率は低くなるはずですからな。

単純に生存率だけでは何とも言えません。

例えば、若い患者さんばかりを集めて、10年生存率を80%以上にする事も可能です。

まあ、おおよその数字ですが、日本透析医会の各年度データを見ますと、日本の透析患者さんの10年生存率は約40%、20年生存率は20%程度となります。

しかしまあ、80歳で透析導入して100歳まで生きられるか? など、単純な思考で考えれば、導入年齢が遅ければ遅いほど不利ですからね。

また、原因疾患やその他の疾患によっては、年齢に関係なく死亡確率は上がってしまう場合もありますから。

そういう事まで考えますと、単に生存率がこうだから、この療法は優れているといったデータはマユツバですな。

そこはほとんどアテにならないと思います。

まあ、良い透析は一体なんなのか? で様々な論争がある訳ですが、この辺りのデータは精査が必要です。
論争のさなか、結構無理矢理な数字を出してくる場合もありますが、普通は論破されてしまうような単純なミスが普通に通っていたりして、笑えてしまう事もあります。
(はあ? こんな有名な先生がこういうケアレスミスを? みたいな数字を堂々と正論として語っていたりします。)

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病弱な人と健康な人を比べるという間違い


まあ、かつて、「病院へよく行く人は、病院へ行かない人より、短命である。」といった論文がありましたが、この医師は肝心な事を忘れてますね。

なぜなら、病院へ行く人は体に疾患があるから行く訳で、行かない人は疾患がなく健康だから行かない訳ですな。

病弱な人と、健康な人の対比で平均寿命を取れば、当然、病弱な人のほうが早く死ぬのは当たり前です。

こんな単純な事に気付かず、論文を出す訳です。

(^◇^)

笑いますよね。
同じ病気で同じ年齢の患者さん同士で、病院に行く頻度によってどうなるかをデータ化しないと、正確なデータは出せないはずです。

そもそも、「病院へよく行く人」なんていうくくりですと、僕ら週3回通ってるから最強レベルですな~(^◇^)

心配症で、チョットした事でも病院へ行く人はいますし、少々の事では病院へ行かない人もいますから。



下手な対比は人の病状にまで影響を与えてしまう


後、「病院で処方される薬を飲むと長生きできない」系の書籍が数多くあります。

(^◇^)

これも、処方の不要な健康な人と、処方が必要な疾患がある人との対比だったり、また軽度の高血圧などを比べていたりなど、結構なミスが目立ちますね。

いやいや、そういう事を推奨してますと、高血圧でも降圧剤を飲まないで悪化させ、腎不全になってしまう人も出てしまうんではないでしょうか?

結構な、危険な書籍だと感じますね。

そもそも、現代人が長生きするようになった背景は、「食生活が良くなった(栄養がたくさん取れる)」、「医療の進化」といった要素が強い訳ですな。

効果の高い薬を飲めば、当然副作用はありますが、そもそも、それを飲まないといけない状態ですので、疾患が明白な訳です。

寿命に影響するのは当然です。

こうした誤った理論が横行してるせいで、薬をしっかり飲まないで症状を悪化させる患者さんもいる訳ですから、大変な事態を生んでると思います。


どうしても、健康な人は、病弱な人の気持ちが分からないという事があると思います。
僕も透析を受けるようになって、気付いた事が山のようにあります。

そうした部分が置き去りになって語られる部分も多いですね。

透析界では、患者さんの年齢による違いというのが、かなり大きい気がします。
ですので、そこらへんもデータをとる時に均等になるようにしないと、データの正確性に問題が出る気がします。

(^◇^)
まあ、大体、論争になると、都合の良いデータが持ち出されてくるんですよね。




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