そうですね(-_-;)
まあ、確かに最近は僕も6時間透析になって除水が楽になってしまったんで、基本を忘れがちなんですが(*´Д`)

その通りですな。

あ、いや。
ちょっとこの間ツッコまれたもんですから。
適正な除水量の事ね(-_-;)
増え幅の設定は体感重視と個人差を意識した方が良さそうだ

まあ、普通は大体最初に、中2日時は体重の5%以下、中1日では3%以下という風に教わってる人が多いと思いますな(*'▽')

しかし、これもあって無いような基準でしてね。
1~2年透析をやっていると、病院によっては一律3キロ以上増えてると中1日だろうが、中2日だろうが結構厳しく言われる病院もあったりして、この5%や3%の最初教わったはずの基準はどこへいったのか? みたいな事になる場合もあるんですよね。

透析初期の体重なんて人それぞれ違いますから。
僕なんか、元々86キロもあった訳ですな。(はい、そうです。太ってました(-_-;) えっ、今も(-_-;))

80キロとしてもですよ、5%なら4キロ、3%なら2.4キロになっちゃいますわな。

でも、月曜日の中2日時に3.3キロとかだと、確かに怒られてました。
なので、心の中で、
「いや、最初中2日は5%以内って教わったんだけどなぁ(-_-;)」と思ってましたね。

一方、透析仲間のある方は、かなり小柄ですんでね。
40キロも無いくらいなんですよ。
仮に40キロとすれば、僕の当時の半分になっちゃいますから。
中2日で2キロ、中1日ですと1.2キロって事になってしまいますな。
でも、2.8キロ増えて来てもの怒られないのはなんでだ( `ー´)ノ
って言ってましたよね。
しかもですな、2.8キロなんか引かれたら、とてもじゃないけど確実に血圧は下がると言って怒ってました。

あ~(^◇^)
透析あるあるですな(*'▽')

まあ、そんな感じで、なんか透析病院でも病院によっては3キロ以上か以下かで看護師さんの顔つきが変わる気がしてましたね。

全員一律にそんな感じでした。(そうじゃない病院もたくさんあるとは思いますけどね。)

ただ、僕も透析は11年半やって来ましたし、透析仲間に20年以上の人も随分いますからね。
そうした皆さんの意見や、他の病院の方針なども鑑みて思うのは、

「中2日はドライウェイトの4~6%、中1日はドライウェイトの2~4%」(これに当てはまる人が多いと感じます。透析量は関係なくです。)

っていうのが、1番死亡確率が低いというデータがあるのですな。
ま、ここが最も適正なのではないかと思うんですが。

ちょっと待ってください( `ー´)ノ

これもね、僕が色んな人の話を聞いてるうちに少し疑問もあるんですよね。
そりゃ、そうだ。
あくまで平均値でデータを取ってますんで、これが100%全員に当てはまるとは限らない訳です。
その数字を守ったら、逆に調子が狂う人もいるはずなんですな。

体の大きい人で筋肉隆々の人と、細身で筋肉がほとんど無い人のような極端な場合とか。
また、体格とか筋肉とかは関係なく、疾患や体調とかにも左右されなきゃおかしいでしょう。

なので、あくまで目安に過ぎない訳でして。
結局、最後は患者の体感次第でもあるんですな。

透析後、無症状である事を「至適透析」と書きましたが、しかし、透析前に胸が苦しいとかそういう症状が出るようなら、それは「至適透析」とは言えなくなってしまいますからね。
要は、透析中でも透析中以外でも何も症状を感じない状態というのが「至適透析」なので、当然、自分に合った食事量や飲水量というのも徐々に決まってくると思います。

これも年数が経過すれば幅が狭くなると言った声も聞いた事がありますけどね。

なんか、最近、透析導入期の方がよく見に来てるようなのでね。
あんまり僕も6時間になった事ではしゃいでると勘違いされると困るんで書くんですが。

そもそも(-_-;)
僕は80キロあった時でも4時間透析で4キロは引けませんでしたね。
最大でも時間950までが限界でした。
できれば、時間900以下のほうが良かったので、当時は3.6キロまでしか引けませんでしたな。
という事は、僕にとっては3.6キロが上限だった訳ですな。(5%だと4キロまでなのに)

そういう風に考えると、中2日とはいえ、5%と言うのが適正かどうかは微妙ですね。
個人差が必ずあるという事ですわ(-_-;)

知り合いの体の小さい患者さんが40キロで5%の2.8キロ引いたら確実に血圧が下がるというのも、その%が合ってないからですな。

逆に、7%、8%引いてもケロッとしてる人もいたりしますな(-_-;)

「いや、爺ちゃんの体格で時間1キロはキツイだろう?」という患者さんがいましたが、今も元気に毎回4キロ除水してますからな。
全然、元気です(-_-;)
ああいう人もいるんで、世の中分かりません。
個人差を凄く感じます。

まあ、人がどういう除水をしてるかなんてどうでも良いんですけどね。
そこでイチイチ過干渉してると、こっちの精神がやられるんで、人の除水には一切無関心が1番良いのですけどね。
時々いますよね。
人の除水ばかり気にして精神をやられてる患者さんが(-_-;)

そんなのは医療従事者の仕事なんで、聞かれたら答えたら良いけど、聞かれても無いのにイチイチ過干渉する必要性はないですから。

ただ、ドライウェイトの設定も含めてトータル的に自分がどの増えで無症状になるか、という事が1番大事ですんで。
体感重視というのは逆襲時代から腐るほど書いて来てますんでね。
僕が時々はしゃいで書いてる分だけを信じ込まないようにお願いします(*´Д`)
全体像をちゃんと見て欲しいです。
こういった事もたまには書いてます。

個人差があるという事です。
何しろ、原因となった疾患も全く違う訳ですからね。
同じ疾患で透析になってても、違う事は多々あるくらいですからな。

あくまで参考程度であって、体感が最も大事ですな。

ま、病院によっても違いますし。

同じ病院でも医師によって違う事を言う場合もありますしね(-_-;)

あ、僕の場合はどうかと言いますと、6時間になった当初はなんかね、やたら食欲が出てしまってまして、(6時間になったという気持ちの油断が出てしまったという言い方もできる)中2日時に5キロオーバーとかになったりしてました(-_-;)

これは悪い見本ですな(*´Д`)
(良い子は真似しないようにして下さいませ)

しかし、今は落ち着いてきて、中2日でも4キロ前後にはなってきました。
今週も火曜日は3.7キロで全部除水できました。
もうちょい落ち着いてきますと、何とかベストになってくるでしょう。

一応、楽に除水できる上限として最大除水を時間650で設定してもらってます。
6時間で3.9キロですな。
ここが、僕の上限だと思います。
中2日で4~6%というと、僕の今のドライウェイトが70キロ丁度なので、2.8~4.2キロという事になりますね。

リンス分も含めて中2日では3.9キロ以下となるようなパターンがベストです。
この場合、全く無症状でその後を過ごせますね(*'▽')

3週間くらい前にちょっと風邪をひいてしまいまして、その時は食欲が下がってしまい、増えも少なかったんですが、さすがに6時間も透析してると、食べれない時は調子が狂いますね。
それを感じました。
4時間の時は食べれなくてもさほど影響がなかったのですが、やはり透析量を延ばした場合は影響する感じを受けました。

さすがに、「しっかり食べ、しっかり透析」と言われるだけの事はあります。

6時間になったばかりの頃に1回増えが1.6キロ(リンス分0.2を含む)の時があったのですが、その時の夜は脱力感で体が動かなくなってしまったので、確かに食べれないというのは長時間透析では影響があるのかも知れませんね(-_-;)(低カリウムなどの症状だった可能性を感じました)
(この時は、血圧、体温、脈拍を計りましたが、異常はありませんでした)

まあ、どういう状況であっても、「体感重視と個人差」というのを忘れないようにお願いします。

後、人の食事や増えの事でイライラしたりするのは、ほぼ無意味ですので、僕個人の意見ですが、そういうのは一切干渉しないのが利口だと思います。
何のメリットもありませんから。(自滅するだけです。)

ま、この基本を僕も思い出しましたんで、今回のツッコミは有難かったです(^◇^)
(実際、食べないとまた脱力感が来るという焦りがあって、食べる事に躍起になってた部分もあったのですな)

DSCN1694


「体感重視」は「患者能力」を問われる

しかしですな(-_-;)
この「体感重視」というのが、分かってもらえない病院も多いですな。

あくまで患者を自分たちのルールに当てはめて考える病院もあります。

ん~(-_-;)
まあ、それで合致する人の場合は問題無いのですが、合致しない人も時々はいますんでね。
そういう合致しない状況で不安になって、ネット世界に答えを探しに来たというような患者さんもいらっしゃる訳ですよ(-_-;)

これがね~。
まあ、医療従事者さん的には患者さんを管理していかないといけない仕事ですからな~(-_-;)
ある意味、仕方のない部分でもある訳です。

どうしても一定のルールを設ける必要性が出て来ます。

昨今は、自分で透析量を決めても良いというような坂井瑠実クリニックのような病院もあったりするんですが、大多数の病院では透析量は一律で、1度時間を延ばしたら、少々の事ではそのまま変えられなかったりしますんでね。

何しろ、こちらがいかにそのルールに則って対応するかが求められてしまいますな。

話が飛びますが、で、僕も最近は付き合いの幅が広がってますんで、よく怒られる訳ですわ(-_-;)

「坂井瑠実クリニックみたいな病院を例題に出すなよ!」とか言われるのですな。

まあ、確かに(-_-;)
地域によっては相当な事になってるのが、透析ワールドですからね。

医療者さんからも、患者さんからも、たまにですが、そういうツッコミが来てしまいます。
(まあまあ(-_-;) 様々なモデルケースの紹介くらいは許して下さいませ)

確かに自由度が高いというのは、医療従事者さんにとっては負担が大きくなりますし、また、地域に夜間透析も5時間透析も無いところもありますからな~(-_-;)

それで苦労しまくってる人もいる訳です。

香川みたいな田舎ですら、6時間透析をやってくれる病院もあるというのにね(-_-;)
(しかし、僕の場合は通院に往復3時間かかっております)

医療者さんも患者さんも出来る範囲で頑張ってる人も多いので、僕もなかなか書き辛いところもあります。

しかし、やはり「体感重視」というのを実践して行こうと思えば、「患者能力」も問われてしまいますんでね。
正しく「自分自身の体感」を理解できないとダメですし、またそれを正確に伝える能力もいるという二重の問題が起きてしまいますね(-_-;)

「体感重視」とかそんな事を言ってられない環境もある

こういう事をイチイチ言っていくと、結構、色々問題が浮き彫りになってくるんですが、やはりよく聞くのが、
「なんで全ての患者が同じフロアで一律で透析を受けるんだ?」とかそういった話です。

ん~(-_-;)
まあ、これも病院の広さとかそういった面積の問題とかもあるでしょうからな。

実質、前向きな患者さんが多い病院ですと問題ないですが、かなり悪環境になってる病院もあったりしますよね。
僕も、他の患者さんが怖すぎて、転院を考えたことすらありましたからね。

ホントに怖かったですよ。
周りがモンスター患者さんだらけでしたからな。
透析が始まったら繋がれてるので動けませんから。
逃げようにも逃げられないというね(-_-;)
暴れるんじゃないかと思ってしまうような人が近くのベッドにいましたからな。

まあ、結果として転院して難を逃れたんですけどね。

同じような目に遭ってる患者さんがいまして、マジマジと話を聞いてしまい、昔を思い出しました。
もうね、そういう環境にいると、「体感重視」とか「個人差がどう」だとか以前の話になってしまいますからね。

ソコからか~(-_-;)

胃が痛くなるような問題も多々ありまして、どうしても透析者の胃は問題を抱えますな。
これを何とか打開していきたいのですが、なかなかに難しいですね。
僕も先日、胃薬のガストロームの処方がなくなりました。
そういう胃の負担のかからない透析環境が増えてくれると有難いんですけどね(-_-;)

ただまあ、どんな病院でも合う人と合わない人がいるのが間違いなくあります。
患者の意識や感じ方、また生活面での様々な状況で、どうしても病院のスタイルと合わせられない場合もありますんでね。

色々考えさせられますな(-_-;)



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