前に、透析の食事について書いて物議をかもしてしまったのですが、やはり僕の一般常識で考えると、透析の食事は違和感しか感じません。
カロリー不足にならないように脂っこい食べ物になったり、野菜や果物を控え目にしたりという部分ですね。
もちろん、カリウム値が上がり過ぎますと、心臓に負担がかかります。
腎不全でカリウムが抜けませんからね。
食べたモノがダイレクトですな。
カロリー不足にならないように脂っこい食べ物になったり、野菜や果物を控え目にしたりという部分ですね。
もちろん、カリウム値が上がり過ぎますと、心臓に負担がかかります。
腎不全でカリウムが抜けませんからね。
食べたモノがダイレクトですな。
人体の不思議
そう言えば、リンとかでも吸収率の高いリンとそれほど高くないリンがあるらしいですよね。
それもありますが、そもそも個人差も大きいです。
つまり、あなたの腸がどのくらいカリウムやリンを吸収するのか? という問題もあります。
僕は昔、食品工場で仕事した経験があって、ビタミンCとかの研究に加わった事もあるんですが、(研究者ではなく単なるお手伝い程度です)その時に、どの果物や野菜(この場合、レモン、アセロラ、じゃがいもなどです)が人体で吸収しやすいのか? などを研究されておられました。
で、被験者さんがいますな。
データを見て、個人差デケ~ッ!
って僕は思ったのです。
もちろん、食品によって人体に吸収しやすい食品、しにくい食品というのがある以前に、人によって物凄くたくさん吸収できる人と、ほとんど吸収してねえじゃん! っていう人もいた訳ですな。
後々、テレ東の大食い選手権でギャル曽根ちゃんなどを見るようになって、ある意味納得できる部分もあります。
たくさん食べる人であんなにやせてる訳がありませんな。
栄養やカロリーをほとんど吸収しないように腸の吸収力に影響を及ぼしてるとも言えます。
ま、透析でもよく話題に上りますが、カリウムがちょっとやそっとの野菜や果物では上がらない人もいますし、少しで簡単に上がる人もいます。
あれですな。
意外と、透析患者の食事と言うのは、そこら辺を無視して組み立ててる感じを受けるのですな。
「いや、いや、人間の腸の吸収力なんてそこまで大そうな差はある訳ないじゃないですか~(*'▽')」とか言ってるソコのあなた。
あれ、あのギャル曽根ちゃん、全盛期には1日10万キロカロリーとかを余裕でペロリですよ(*'▽')
もしも、それを僕がやったら短期間で体重300キロオーバーで動けなくなりますな。
確実です(^◇^)
つまり、そのくらい人の腸の吸収力の違いがあるという事です。
もちろん、それは最強と最弱で比べると凄く開きますが、やはり少し程度の違いでも血液データには反映されてくるのではないでしょうか?
確かに、以前の病院で一緒だった患者さんは普通にスイカとか食べてましたけど、カリウムで赤文字になった事が無かったです。
一方で、別段食事でカリウムを摂取してないような患者さんでカリウムが上がってる人もいるようですし(食べたものまでは知りませんが、あくまで自己申告です)。
となりますとですな、そんな吸収率が低い人間が、4時間透析で厳しい摂生とかしてて栄養不足で死なないのか? という疑問が出ます。
まあ、低くても摂生を続けてれば脳から指令が出たり、腸がある程度活性はすると思いますが。
血液データは信用に値するのか?
しかしですな、もっと疑問があるんですよね。
実は、血液データってそこまで信用して良いのかという問題ですな。
もちろん、極端に高いとか低い場合は何らかの異常がある事は間違いないでしょう。
しかし、やや高めとか、やや低めと言いましてもね(-_-;)
前にも書いてますが、異化の問題もありますからね。
痩せる事で細胞が壊れ、細胞内から出たカリウムが血液中に入り、高カリウム血症を起こしてしまううヤツですな。
透析患者はおしっこが出ませんので、カリウムが排出できずにエライ事になってしまいます。
ここも個人差があるんですよね。
例えば、僕の知り合いの患者さんは透析13年で70歳ですが、以前、大腸検査の為、絶食をしていたら高カリウム血症を引き起こし痙攣して歩けなくなってしまいました。
僕もその現場の一部を見ましたので、
「何やってるんかな?」と思いました。(事情を知らなかったので)
ヒョロヒョロしてとてもじゃないけど歩くどころか立ってる事も出来ない状態になってました。
まあ、普段よく食べるおっちゃんですからな。
簡単に異化が起きてしまったのでしょう。
習慣というのがありますからね。
逆に食の細い人なら、あそこまでの感じにはなかなかならないのではないかと思います。
ただ、こういう事もあるので、食べてなくても血液データの数値が上がる場合があり、リンやカリウムが高いからと言って、必ずしもたくさん食べたという事にはなりませんね。
いや、そうなんですよ。
よく食べるおっちゃんと、食が細くて栄養剤処方のおっちゃんのリンやカリウムが同じ程度になる事もしばしばあります。
そういう現状をつぶさに見てますと、基準値内(から少し多い・少ない程度も含め)のリンやカリウム濃度ってほとんど意味ないんじゃないかと思ったりもします。(意味ありますけどね(-_-;))
しかもですな、医療者さんによって、また栄養士さんによって、基準値の誤差がある事が多いです。
そこも曖昧ですし。
昔はレグパラが無かったので二次性副甲状腺亢進症で摘出手術になる事も多かったですが、今は5分の1程度まで下がりました。
これは効果の高い薬が出たからですな。
また、この二次性副甲状腺亢進症もややこしい訳なんですよね。
というのは、この病はPTHインタクト(インタクトPTH)の数値で分かるんですが、リンがそんなに高い人でなくてもPTHインタクトが凄く高い人もいますし、僕なんか、リンは高い方の部類だったと思うんですが、PTHインタクトは50~60で安定的ですな。
リンが高いとなりやすいというイメージが強い二次性副甲状腺亢進症なんですが、実際は個人差がめちゃくちゃありそうですよ。
全然、信憑性がない(-_-;)
透析導入病院時代に教わった事がほとんど今の透析にリンクしてない気がしますね。
なんでしょうか?
更に言えば、日本の透析界でもトップクラスかと思える先生達もよく、
「4時間QB200の透析でしっかり摂生したら良い数値が出ます。しかし、長年の透析で栄養不足になり免疫力の低い合併症になりやすい体を作り上げてしまう。」という事を言っておられますね。
おお!
つまり、良い数値が出ても元気で長生き透析には繋がらないという事でしょうか?
いわゆる数値のマジックがあるという事ですな。
あ、そう言えば香川県内でも屈指の透析医の先生が、
「2時間透析QB500の透析でも良いデータになるが、長生きには繋がらなくむしろ短命。」というのを言ってましたな(*´Д`)
なる~(-_-;)
良い数値って一体なんなんだ。
ある透析医の先生は、体内の毒素のわずか数%に過ぎない血液内だけを綺麗にしても全く意味が無い!とも言ってました(-_-;)
水分摂取量の不思議
これだけじゃないんですよ。
いや、全ての物事には必ず「メリット・デメリット」があります。
これは絶対なのですな。
ですから、よりメリットの多い方を取るか、よりデメリットの少ない方を取るか、そういった事で議論が白熱するケースもありますよね。
例えば、「水分摂取」。
これも不思議です。
透析患者は「尿量+500ml」というのが適切な1日の水分摂取量と言われていますな。
これはもう、みなさん知らない人はほとんどいないと思います。
透析において、体内に残る水分量が内臓や特に心臓などに問題を引き起こすので、過剰な水分摂取は避けた方が良いという感じで教わったと思います。
(。´・ω・)ん?
あら(-_-;)
いや、その前にドライウェイトがもしもユルユルだったらどうなるんでしょう?
毎回、ちゃんとドライウェイトまで除水して、生活ではしっかり水分摂取量を守ってても、やはりドライウェイトがユルユルだと、体内に多くの水分を残したままだから、やはり危険なのか?
いや、僕も透析導入期から数年はかなり摂生してましたよ。
5年で20キロドライウェイトが下がりました。
患者がドライウェイトについて進言しますと、
「患者が進言する事じゃない!」と技師長さんに怒られてました(-_-;)
なんで、ほっとくとある日突然、3キロ、4キロものドライウェイト変更が起きる訳ですな。
はい?
ちょ、待てよ(-_-;)
今まで、3キロ、4キロ水余ってた時期があったのか?
シャレになってねえじゃんか(>_<)
心臓パンクするじゃん(-_-;)
いや、僕みたいな元々太ってた患者が真面目に摂生したら、痩せるのは当然ですから( `ー´)ノ
もうちょっとコマメにドライ調整してくれても良かったんじゃねえの?
そもそも、水分取り過ぎを注意できないレベルじゃん(-_-;)
というような事もありましたな。
更にですよ、透析患者さんの便秘率は極めて高いです。
まあ、高齢者さんも多いですからね。
便秘の大まかな原因は、
「腸内環境」
「腹筋」
「食事量の多さ」
「水分量」
「ストレス」
という5つの項目が影響する訳です。
ヨーグルトとかもリンが高くなるという理由でたくさん飲む事は難しいです。
あら(-_-;)
透析患者さんは野菜がたくさんは食べられませんから腸内環境に影響します。
筋肉の低下も問題になっております。
摂生しまくってます。
水分摂取制限があります。
透析がストレス環境下にある患者さんも多いです。
全部アウトやん(-_-;)
で、便秘になる。
えっ(-_-;)
便秘状態が長く続くのって、大腸癌とか直腸癌とかになりやすくなるんじゃなかったっけ(-_-;)
(他にも様々な病気に繋がる事があります)
そっちも大事なんじゃないの?
つまりですな、透析患者の食生活や水分摂取制限などは、一方でデメリットもある訳です。
なので、運が悪けりゃ別要因で悲惨な結果もあり得ぬ話では無い訳です。
あっちを取れば、こっちが立たず、そういう部分も結構多いというか、そういう事しかない! とも言えますね(-_-;)
果たしてこの疑問にどう結論付けるか
透析患者になって思うのは、恐らく健康な人よりも、「健康」の大事さを思い知る事です。
なので、医師に言われた事を至極当然と思って信じ込む傾向にありますが、もう1回、これまでの自分自身の体を総括しまして、どこに体の弱さがあるかを研究しておいたほうが良さそうです。
個人差などもあり、また原因疾患も各人違いますからね。
言われた通りのスタンダードなやり方が合わなければ、元気に長生き透析という事には繋がらない場合もあるかも知れませんね。
言われた通りやって大腸癌で旅立ちました。
なんて事にならない保証はありません。
なんせ、腎不全末期にまでなった体ですから。
人工透析の合併症だけが死因ではなく、他にも別の原因で病気になるケースもない訳ではありませんね。
特に、僕の素人考えでは、やはり僕が導入病院時代に教わった透析患者の食事制限と水分摂取制限は明らかに栄養学的に偏った良くない食事内容に思いますよ。
確かにね、昔の透析で、そこまで長く生きられなかった時代ならその食生活でも良かったのかも知れませんが、もうね、透析30年以上の患者さんが10%とかになる時代もやってきそうです。(残り90%のうちの大半は高齢になってからの透析導入)
そうなってくると、30年も続けて安心な食生活かどうか(-_-;)
普通に考えれば、結構ヤバイ食生活になってる気がします。
まあ、その疑問が数年前からあったので書いてみました。
もちろん、除水量(増え幅)の問題が立ちはだかります。
たくさん食べようにも、たくさん飲もうにも、除水量が増え過ぎるのでは意味がありませんし。
こうやって、様々なメリット・デメリットがのしかかってきます。
という事で、ここまで僕のブログを読み進めて来てくれてる有難い方々はもう答も分かってるとは思うんですが(-_-;)
ちょうど時間となりましたので、続きは後日に書きたいと思いますな~(^◇^)
トシヒーローのブログは長くて読むのがしんどいと東京のO兄貴がお怒りなので(*'▽')
スポンサーリンクそう言えば、リンとかでも吸収率の高いリンとそれほど高くないリンがあるらしいですよね。
それもありますが、そもそも個人差も大きいです。
つまり、あなたの腸がどのくらいカリウムやリンを吸収するのか? という問題もあります。
僕は昔、食品工場で仕事した経験があって、ビタミンCとかの研究に加わった事もあるんですが、(研究者ではなく単なるお手伝い程度です)その時に、どの果物や野菜(この場合、レモン、アセロラ、じゃがいもなどです)が人体で吸収しやすいのか? などを研究されておられました。
で、被験者さんがいますな。
データを見て、個人差デケ~ッ!
って僕は思ったのです。
もちろん、食品によって人体に吸収しやすい食品、しにくい食品というのがある以前に、人によって物凄くたくさん吸収できる人と、ほとんど吸収してねえじゃん! っていう人もいた訳ですな。
後々、テレ東の大食い選手権でギャル曽根ちゃんなどを見るようになって、ある意味納得できる部分もあります。
たくさん食べる人であんなにやせてる訳がありませんな。
栄養やカロリーをほとんど吸収しないように腸の吸収力に影響を及ぼしてるとも言えます。
ま、透析でもよく話題に上りますが、カリウムがちょっとやそっとの野菜や果物では上がらない人もいますし、少しで簡単に上がる人もいます。
あれですな。
意外と、透析患者の食事と言うのは、そこら辺を無視して組み立ててる感じを受けるのですな。
「いや、いや、人間の腸の吸収力なんてそこまで大そうな差はある訳ないじゃないですか~(*'▽')」とか言ってるソコのあなた。
あれ、あのギャル曽根ちゃん、全盛期には1日10万キロカロリーとかを余裕でペロリですよ(*'▽')
もしも、それを僕がやったら短期間で体重300キロオーバーで動けなくなりますな。
確実です(^◇^)
つまり、そのくらい人の腸の吸収力の違いがあるという事です。
もちろん、それは最強と最弱で比べると凄く開きますが、やはり少し程度の違いでも血液データには反映されてくるのではないでしょうか?
確かに、以前の病院で一緒だった患者さんは普通にスイカとか食べてましたけど、カリウムで赤文字になった事が無かったです。
一方で、別段食事でカリウムを摂取してないような患者さんでカリウムが上がってる人もいるようですし(食べたものまでは知りませんが、あくまで自己申告です)。
となりますとですな、そんな吸収率が低い人間が、4時間透析で厳しい摂生とかしてて栄養不足で死なないのか? という疑問が出ます。
まあ、低くても摂生を続けてれば脳から指令が出たり、腸がある程度活性はすると思いますが。
血液データは信用に値するのか?
しかしですな、もっと疑問があるんですよね。
実は、血液データってそこまで信用して良いのかという問題ですな。
もちろん、極端に高いとか低い場合は何らかの異常がある事は間違いないでしょう。
しかし、やや高めとか、やや低めと言いましてもね(-_-;)
前にも書いてますが、異化の問題もありますからね。
痩せる事で細胞が壊れ、細胞内から出たカリウムが血液中に入り、高カリウム血症を起こしてしまううヤツですな。
透析患者はおしっこが出ませんので、カリウムが排出できずにエライ事になってしまいます。
ここも個人差があるんですよね。
例えば、僕の知り合いの患者さんは透析13年で70歳ですが、以前、大腸検査の為、絶食をしていたら高カリウム血症を引き起こし痙攣して歩けなくなってしまいました。
僕もその現場の一部を見ましたので、
「何やってるんかな?」と思いました。(事情を知らなかったので)
ヒョロヒョロしてとてもじゃないけど歩くどころか立ってる事も出来ない状態になってました。
まあ、普段よく食べるおっちゃんですからな。
簡単に異化が起きてしまったのでしょう。
習慣というのがありますからね。
逆に食の細い人なら、あそこまでの感じにはなかなかならないのではないかと思います。
ただ、こういう事もあるので、食べてなくても血液データの数値が上がる場合があり、リンやカリウムが高いからと言って、必ずしもたくさん食べたという事にはなりませんね。
いや、そうなんですよ。
よく食べるおっちゃんと、食が細くて栄養剤処方のおっちゃんのリンやカリウムが同じ程度になる事もしばしばあります。
そういう現状をつぶさに見てますと、基準値内(から少し多い・少ない程度も含め)のリンやカリウム濃度ってほとんど意味ないんじゃないかと思ったりもします。(意味ありますけどね(-_-;))
しかもですな、医療者さんによって、また栄養士さんによって、基準値の誤差がある事が多いです。
そこも曖昧ですし。
昔はレグパラが無かったので二次性副甲状腺亢進症で摘出手術になる事も多かったですが、今は5分の1程度まで下がりました。
これは効果の高い薬が出たからですな。
また、この二次性副甲状腺亢進症もややこしい訳なんですよね。
というのは、この病はPTHインタクト(インタクトPTH)の数値で分かるんですが、リンがそんなに高い人でなくてもPTHインタクトが凄く高い人もいますし、僕なんか、リンは高い方の部類だったと思うんですが、PTHインタクトは50~60で安定的ですな。
リンが高いとなりやすいというイメージが強い二次性副甲状腺亢進症なんですが、実際は個人差がめちゃくちゃありそうですよ。
全然、信憑性がない(-_-;)
透析導入病院時代に教わった事がほとんど今の透析にリンクしてない気がしますね。
なんでしょうか?
更に言えば、日本の透析界でもトップクラスかと思える先生達もよく、
「4時間QB200の透析でしっかり摂生したら良い数値が出ます。しかし、長年の透析で栄養不足になり免疫力の低い合併症になりやすい体を作り上げてしまう。」という事を言っておられますね。
おお!
つまり、良い数値が出ても元気で長生き透析には繋がらないという事でしょうか?
いわゆる数値のマジックがあるという事ですな。
あ、そう言えば香川県内でも屈指の透析医の先生が、
「2時間透析QB500の透析でも良いデータになるが、長生きには繋がらなくむしろ短命。」というのを言ってましたな(*´Д`)
なる~(-_-;)
良い数値って一体なんなんだ。
ある透析医の先生は、体内の毒素のわずか数%に過ぎない血液内だけを綺麗にしても全く意味が無い!とも言ってました(-_-;)
水分摂取量の不思議
これだけじゃないんですよ。
いや、全ての物事には必ず「メリット・デメリット」があります。
これは絶対なのですな。
ですから、よりメリットの多い方を取るか、よりデメリットの少ない方を取るか、そういった事で議論が白熱するケースもありますよね。
例えば、「水分摂取」。
これも不思議です。
透析患者は「尿量+500ml」というのが適切な1日の水分摂取量と言われていますな。
これはもう、みなさん知らない人はほとんどいないと思います。
透析において、体内に残る水分量が内臓や特に心臓などに問題を引き起こすので、過剰な水分摂取は避けた方が良いという感じで教わったと思います。
(。´・ω・)ん?
あら(-_-;)
いや、その前にドライウェイトがもしもユルユルだったらどうなるんでしょう?
毎回、ちゃんとドライウェイトまで除水して、生活ではしっかり水分摂取量を守ってても、やはりドライウェイトがユルユルだと、体内に多くの水分を残したままだから、やはり危険なのか?
いや、僕も透析導入期から数年はかなり摂生してましたよ。
5年で20キロドライウェイトが下がりました。
患者がドライウェイトについて進言しますと、
「患者が進言する事じゃない!」と技師長さんに怒られてました(-_-;)
なんで、ほっとくとある日突然、3キロ、4キロものドライウェイト変更が起きる訳ですな。
はい?
ちょ、待てよ(-_-;)
今まで、3キロ、4キロ水余ってた時期があったのか?
シャレになってねえじゃんか(>_<)
心臓パンクするじゃん(-_-;)
いや、僕みたいな元々太ってた患者が真面目に摂生したら、痩せるのは当然ですから( `ー´)ノ
もうちょっとコマメにドライ調整してくれても良かったんじゃねえの?
そもそも、水分取り過ぎを注意できないレベルじゃん(-_-;)
というような事もありましたな。
更にですよ、透析患者さんの便秘率は極めて高いです。
まあ、高齢者さんも多いですからね。
便秘の大まかな原因は、
「腸内環境」
「腹筋」
「食事量の多さ」
「水分量」
「ストレス」
という5つの項目が影響する訳です。
ヨーグルトとかもリンが高くなるという理由でたくさん飲む事は難しいです。
あら(-_-;)
透析患者さんは野菜がたくさんは食べられませんから腸内環境に影響します。
筋肉の低下も問題になっております。
摂生しまくってます。
水分摂取制限があります。
透析がストレス環境下にある患者さんも多いです。
全部アウトやん(-_-;)
で、便秘になる。
えっ(-_-;)
便秘状態が長く続くのって、大腸癌とか直腸癌とかになりやすくなるんじゃなかったっけ(-_-;)
(他にも様々な病気に繋がる事があります)
そっちも大事なんじゃないの?
つまりですな、透析患者の食生活や水分摂取制限などは、一方でデメリットもある訳です。
なので、運が悪けりゃ別要因で悲惨な結果もあり得ぬ話では無い訳です。
あっちを取れば、こっちが立たず、そういう部分も結構多いというか、そういう事しかない! とも言えますね(-_-;)
果たしてこの疑問にどう結論付けるか
透析患者になって思うのは、恐らく健康な人よりも、「健康」の大事さを思い知る事です。
なので、医師に言われた事を至極当然と思って信じ込む傾向にありますが、もう1回、これまでの自分自身の体を総括しまして、どこに体の弱さがあるかを研究しておいたほうが良さそうです。
個人差などもあり、また原因疾患も各人違いますからね。
言われた通りのスタンダードなやり方が合わなければ、元気に長生き透析という事には繋がらない場合もあるかも知れませんね。
言われた通りやって大腸癌で旅立ちました。
なんて事にならない保証はありません。
なんせ、腎不全末期にまでなった体ですから。
人工透析の合併症だけが死因ではなく、他にも別の原因で病気になるケースもない訳ではありませんね。
特に、僕の素人考えでは、やはり僕が導入病院時代に教わった透析患者の食事制限と水分摂取制限は明らかに栄養学的に偏った良くない食事内容に思いますよ。
確かにね、昔の透析で、そこまで長く生きられなかった時代ならその食生活でも良かったのかも知れませんが、もうね、透析30年以上の患者さんが10%とかになる時代もやってきそうです。(残り90%のうちの大半は高齢になってからの透析導入)
そうなってくると、30年も続けて安心な食生活かどうか(-_-;)
普通に考えれば、結構ヤバイ食生活になってる気がします。
まあ、その疑問が数年前からあったので書いてみました。
もちろん、除水量(増え幅)の問題が立ちはだかります。
たくさん食べようにも、たくさん飲もうにも、除水量が増え過ぎるのでは意味がありませんし。
こうやって、様々なメリット・デメリットがのしかかってきます。
という事で、ここまで僕のブログを読み進めて来てくれてる有難い方々はもう答も分かってるとは思うんですが(-_-;)
ちょうど時間となりましたので、続きは後日に書きたいと思いますな~(^◇^)
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コメント一覧 (4)
朝一回ざっと読んで今日は10時から会議なんで先ほど読み返しました。個人差を知るのは大事だと思います。毎日の食事を人に見せる理由ではなく自分のために記録して分析する作業は大変ですけど楽しいです。回りの人に勧めるんですけど大体難色示しますけどね。
まあ医療に対する希望としては、医師、管理栄養士、出来たら作業療法士、理学療法士、心理ケアなども含めて、分業にせずチーム一体で当たってもらえるといいな、様々な意見を取り入れる頭の柔らかさが必要と思います。また、上げた皆さんの知識を患者一人の頭に押し込むのは無理がありますよね。
ただ患者側も嘘をつかない、というのがあくまでも大前提になりますけどね。
今日は東京ですか?いいなぁ。さすがに会議が楽しいなんて事は無いです。
在宅透析、オーバーナイト透析をしても、常時、腎臓が働いている健常者に比べたら、何かしらの制限が生まれるのは仕方ないと思います。
ただ、四時間透析しかしない病院の栄養指導などはもうあまり聞く気がしません。
高効率な透析を推奨する病院で、そこででたデータをもとに新たに自分なりの食事のルーティーンを作りたいと思います。
早く転院したいです。
おお!
自分のために記録しておくのは大事かも知れません。
僕も、血液データなどは大事にとってありますが、今と数年前では透析の考え方も違って来ており、色々見えてくる部分も変わってきました。
透析でも、携わる人達との変遷を経て、色んな考え方のスタッフさんたちと出会い、その中で多くを学ばせてもらいました。
ま、今後は透析室で働くスタッフさんたちに大きな変革が起きそうです。
僕が通う病院は、その辺りが少し早いかも知れませんね。
いや、もう、すでに看護師さんがほとんどいなくて、技士さんばかりの透析室も出て来てるようです。
となると、技士さんに多くの業務が求められ、凄い事になって行きそうな気もしますが。
色んな学会のデータや発表などを見ても、2002年の段階で、すでに透析時間が短ければ短いほど死亡率が高いというモノまでありますね。
ただまあ、いまちゃんの場合は仕事との両立があるので透析時間を延ばす事に抵抗感がないとは思わないですが、やはり僕の受ける感じから言えば、5時間以上の透析を受けた方が、食事の自由度が上がり、食に対する負担がかなり減ると思います。
今回、オフ会に参加しましたが、やはり透析量の違いで、飲み食いできる量の違いを感じました。