「人工透析新時代」
このテーマで透析患者の逆襲!時代から何度も書いてきました(*'▽')
しか~し、遂に、本物の「人工透析新時代」がやってきたようです(^◇^)
おお~(*'▽')
って・・・
何が新時代???
ある日、とある病院に・・・
「〇〇株式会社の者ですが、うちで働く透析患者さんを、そちらで透析しながらリモートワークをさせてもらえないでしょうか?」
という相談があったらしいのですな。
その透析病院は、昼間の透析で、リモートワークも可能な設備があり、数名の透析患者さんがリモートワークをしながら透析を受けているらしいのです。
すげ~(@_@)
そんな設備があるのかw
電話も可。
Wi-Fiもばっちり。
で、大企業で働く在宅ワーカーがその病院に集まって来てる訳ですな。
コロナ影響下で、リモートワークは一般的になってきてますから。
そもそもが透析中に仕事をするという感覚は、これまでの僕の透析人生では考えられない事でした。
透析中に仕事が出来れば、別に夜間透析にこだわる必要性もありませんからな。
パソコンさえ使えれば基本何だって出来ますよね。
企業側からお願いに来る???
本物ですな(*'▽')
これまで、透析患者さんの社会復帰をテーマに頑張ってこられた医療従事者さんは多いと思います。
僕自身も、透析導入時にやはりお世話になった看護師さんから、
「社会復帰まで頑張っていきましょう!」と言われました。
しかしですな・・・
現実はかなり難しいのです。
当時、僕の住む地域には「夜間透析」なるものがありませんでした。
そのため、週3回の透析をしていることで、正社員として働くのはとても難しく、ハローワークに相談しに行った事も何度かありましたが、ほとんど断られる事になってしまいました。
まあ、月水金の昼間に5~6時間(透析は4時間でも通院等、実質5~6時間はかかる)出勤出来ない人材を雇ってくれる企業がまず無い(>_<)
パートやアルバイトでも、透析患者という得体の知れない病人を快く引き受けてくれる所は見つかりませんでした。
当時は、まだまだ障害者には厳しかったかな。
今ほどじゃなかったですよね。
結婚し、神奈川に来て、在宅血液透析移行を経てようやく大きな企業に拾われました(*'▽')
まあ、夜間に透析をするなどに出来れば、何とか働くことも可能です。
知り合いの中には、昼間に透析を受けて、夜間で運送業をやってらっしゃる方もいます。
何らかの対応をすれば働く事は出来ます。
しかし、1番の問題は、「透析は透析」、「仕事は仕事」と、両者を分けて考えなければならなかった部分なのです。
一般人には、「仕事時間」と「それ以外の時間」という2つがあります。
透析患者さんで働いている方は、「仕事時間」と、「透析時間」と、「それ以外の時間」という3つがあります。
週3回ペースで、1回5~6時間かかる(穿刺や回収時間、通院時間などで4時間透析でも5~6時間かかる)「透析時間」の有効活用に関しては、このブログでも何度も書いてきました。
「透析時間」は絶対に必要な要素なのに、患者の時間を大きく損失してしまいます。
ここを何とかしたい訳ですな。
もしも、透析中に仕事が出来るという事が可能であれば・・・
という事は考えもしませんよね。
それは、物理的に難しいです。(現在の透析システムでは)
携帯型透析機器が作られ、装着して何時でも透析可能というようなスタイルぐらいしか思いつかなかった訳ですな。
その中で、透析患者の社会復帰を支援する医療従事者さんは多くいます。
で・・・
具体的にどう働くの?
夜間透析をやってくれるんですか?
あ、夜に働けって事ですか?
どっか、雇ってくれる所はありますか?
つまりよ、
「社会復帰を目指しましょう!」と言われましても、現実はそう甘くはない。
なのに、病院で受ける透析が働くにおいて必ずネックになるのです。
まず、そこをクリアしておいてくれよ。
そんな風に思ったりもしました。

では、医療従事者さんに質問です。
あなたが働く透析病院には、
「うちの社員(透析患者さん)をおたくの病院で面倒みてもらえませんか?」と企業側から交渉された事はありますか?
冒頭の相談された企業は目が覚める程の大企業です。
知らない人はいないでしょう。
もしも、企業側からお願いされた事もない透析病院なのに、患者には
「社会復帰まで頑張りましょう!」などと言っても響きませんよね。
いやいや、まず、社会復帰が可能な透析スタイルを構築しましょうよ。
コロナ影響下でリモートワークはかなり増えています。
あなたが働く透析病院では、透析を受けながらリモートワークは出来ますか?
もしも出来ないのに、患者には社会復帰を促すというのは、ちょっと時期尚早ではないでしょうか?
在宅血液透析を推進してるとか、夜間透析を23時までやってるとか、オーバナイト透析をやるとか、まずはそこくらいはやりましょう。
夜間透析もやらない、在宅血液透析移行も推進しない病院の看護師さんや技師さんが
「社会復帰まで頑張りましょう!」と言っても説得力はゼロです。
それが言いたかったのですな。
すでに人工透析は新時代がやってきました。
企業側からお願いされる透析病院が出現しました。
そして、これは新しい人工透析の始まりなのです。
人工透析を受けていても人生を悲観する事はありません。
やろうと思えば何でも出来ます。
まずはあなたに協力的な透析病院を探し、そこにお世話になる事です。
僕自身もコロナ下で、ワクチンの問題や、通院の問題(在宅血液透析移行後も血液検査のために通院はあります)など、病院に相談し最善策をとってもらった事は多々ありますよ。
そういう病院との出会いから、あなたの人生の充実が始まるのです。
「社会」と「病院」と「自分」。
それは繋がって初めてその力がスクエアしていくのですな。
個々で別々に頑張る時代は終了です。
「仕事」と「透析」がセットに出来れば、あなたの有効時間が格段に増えていきますよね(*'▽')
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このテーマで透析患者の逆襲!時代から何度も書いてきました(*'▽')
しか~し、遂に、本物の「人工透析新時代」がやってきたようです(^◇^)
おお~(*'▽')
って・・・
何が新時代???
透析病院に大企業がお願いに来る!
ある日、とある病院に・・・
「〇〇株式会社の者ですが、うちで働く透析患者さんを、そちらで透析しながらリモートワークをさせてもらえないでしょうか?」
という相談があったらしいのですな。
その透析病院は、昼間の透析で、リモートワークも可能な設備があり、数名の透析患者さんがリモートワークをしながら透析を受けているらしいのです。
すげ~(@_@)
そんな設備があるのかw
電話も可。
Wi-Fiもばっちり。
で、大企業で働く在宅ワーカーがその病院に集まって来てる訳ですな。
コロナ影響下で、リモートワークは一般的になってきてますから。
そもそもが透析中に仕事をするという感覚は、これまでの僕の透析人生では考えられない事でした。
透析中に仕事が出来れば、別に夜間透析にこだわる必要性もありませんからな。
パソコンさえ使えれば基本何だって出来ますよね。
企業側からお願いに来る???
本物ですな(*'▽')
これまで、透析患者さんの社会復帰をテーマに頑張ってこられた医療従事者さんは多いと思います。
僕自身も、透析導入時にやはりお世話になった看護師さんから、
「社会復帰まで頑張っていきましょう!」と言われました。
しかしですな・・・
現実はかなり難しいのです。
昼間に週3回の透析はネックにしかならない
当時、僕の住む地域には「夜間透析」なるものがありませんでした。
そのため、週3回の透析をしていることで、正社員として働くのはとても難しく、ハローワークに相談しに行った事も何度かありましたが、ほとんど断られる事になってしまいました。
まあ、月水金の昼間に5~6時間(透析は4時間でも通院等、実質5~6時間はかかる)出勤出来ない人材を雇ってくれる企業がまず無い(>_<)
パートやアルバイトでも、透析患者という得体の知れない病人を快く引き受けてくれる所は見つかりませんでした。
当時は、まだまだ障害者には厳しかったかな。
今ほどじゃなかったですよね。
結婚し、神奈川に来て、在宅血液透析移行を経てようやく大きな企業に拾われました(*'▽')
まあ、夜間に透析をするなどに出来れば、何とか働くことも可能です。
知り合いの中には、昼間に透析を受けて、夜間で運送業をやってらっしゃる方もいます。
何らかの対応をすれば働く事は出来ます。
しかし、1番の問題は、「透析は透析」、「仕事は仕事」と、両者を分けて考えなければならなかった部分なのです。
一般人には、「仕事時間」と「それ以外の時間」という2つがあります。
透析患者さんで働いている方は、「仕事時間」と、「透析時間」と、「それ以外の時間」という3つがあります。
週3回ペースで、1回5~6時間かかる(穿刺や回収時間、通院時間などで4時間透析でも5~6時間かかる)「透析時間」の有効活用に関しては、このブログでも何度も書いてきました。
「透析時間」は絶対に必要な要素なのに、患者の時間を大きく損失してしまいます。
ここを何とかしたい訳ですな。
もしも、透析中に仕事が出来るという事が可能であれば・・・
という事は考えもしませんよね。
それは、物理的に難しいです。(現在の透析システムでは)
携帯型透析機器が作られ、装着して何時でも透析可能というようなスタイルぐらいしか思いつかなかった訳ですな。
その中で、透析患者の社会復帰を支援する医療従事者さんは多くいます。
で・・・
具体的にどう働くの?
夜間透析をやってくれるんですか?
あ、夜に働けって事ですか?
どっか、雇ってくれる所はありますか?
つまりよ、
「社会復帰を目指しましょう!」と言われましても、現実はそう甘くはない。
なのに、病院で受ける透析が働くにおいて必ずネックになるのです。
まず、そこをクリアしておいてくれよ。
そんな風に思ったりもしました。

社会復帰が可能な透析スタイルとは?
では、医療従事者さんに質問です。
あなたが働く透析病院には、
「うちの社員(透析患者さん)をおたくの病院で面倒みてもらえませんか?」と企業側から交渉された事はありますか?
冒頭の相談された企業は目が覚める程の大企業です。
知らない人はいないでしょう。
もしも、企業側からお願いされた事もない透析病院なのに、患者には
「社会復帰まで頑張りましょう!」などと言っても響きませんよね。
いやいや、まず、社会復帰が可能な透析スタイルを構築しましょうよ。
コロナ影響下でリモートワークはかなり増えています。
あなたが働く透析病院では、透析を受けながらリモートワークは出来ますか?
もしも出来ないのに、患者には社会復帰を促すというのは、ちょっと時期尚早ではないでしょうか?
在宅血液透析を推進してるとか、夜間透析を23時までやってるとか、オーバナイト透析をやるとか、まずはそこくらいはやりましょう。
夜間透析もやらない、在宅血液透析移行も推進しない病院の看護師さんや技師さんが
「社会復帰まで頑張りましょう!」と言っても説得力はゼロです。
それが言いたかったのですな。
すでに人工透析は新時代がやってきました。
企業側からお願いされる透析病院が出現しました。
そして、これは新しい人工透析の始まりなのです。
人工透析を受けていても人生を悲観する事はありません。
やろうと思えば何でも出来ます。
まずはあなたに協力的な透析病院を探し、そこにお世話になる事です。
僕自身もコロナ下で、ワクチンの問題や、通院の問題(在宅血液透析移行後も血液検査のために通院はあります)など、病院に相談し最善策をとってもらった事は多々ありますよ。
そういう病院との出会いから、あなたの人生の充実が始まるのです。
「社会」と「病院」と「自分」。
それは繋がって初めてその力がスクエアしていくのですな。
個々で別々に頑張る時代は終了です。
「仕事」と「透析」がセットに出来れば、あなたの有効時間が格段に増えていきますよね(*'▽')
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コメント
コメント一覧 (6)
皆んなに 来たのかなぁ?
こんばんは。
おお~(*'▽')
そう言えば、なんかアンケートされたな。
あれは在宅血液透析研究会ではなかったような・・・
コロナの影響で在宅勤務が業務内容によって、可能であることが判明したことで、透析中に仕事が可能であれば、透析患者にとっても人材不足で悩む企業にとってもいいことですね。でも、人手不足と一般的に言われる業種は介護など現場に行ってナンボという業種も多いでしょうからまだまだ課題は多いと思っています。
こちらこそご無沙汰しております。
ですね~。
僕の場合も行員ですので、個人情報があり過ぎて在宅ワークには移行出来ないんですよね。
まあ、業種にはよりますが、障害者雇用で在宅ワーク希望の求人もかなり増えてきてます。
最初からその方向で仕事を探すという手もありますよね。
こういった透析が出てきた事で、うまく活用できる患者さんを増やすためにも、病院側の更なる飛躍を期待したいところです。
途方もないテーマで驚きました。
が、現実に、広がっている在宅ワークの障害者雇用の波と人工透析を一体化させるというのは、現実として大変面白いテーマでもあります。
上手に区切りを作り、リクライニングとテーブルを用意すれば、当方でも3床程度は可能ではないかという意見も出てます。
後は透析者を在宅ワークで雇ってもらえる企業とのコラボなどがあれば言う事はありません。
次世代の新しい透析として当方でも模索していければと思います。
これが全国でも可能になれば、働く透析者への大きな支援になるのではないでしょうか?
是非、各々の透析支援病院で考えて欲しいテーマですね。
こんばんは
リモートワークを透析中に行うというのは、透析病院としてはどうなんでしょうね?
こちらのクリニックのように、特化したシステムを作れば可能ですが、既存の透析病院でこれをやるのはかなり難しそうです(>_<)
ただ、こういうシステムがあれば利用したいリモートワーカーもいるのではないかと思います。
地方にいても都会の企業のリモートワーカーになってる方はいると思います。
今後も増える可能性はあるので、こういったシステム作りが出来れば、透析の可能性は広がりますね~(*'▽')
ぜひぜひ頑張って下さいませm(__)m