血圧が低い以外は、何事もなく透析できていますので、特に日頃と変わらぬ日々が続いております。

血圧が低いのも、夏場は僕の場合、大抵そうなので珍しい事でもありませんし。



「こうじゃなきゃいけない」を次々に断捨離していったら


いつの頃からか、テレ東で大食い選手権をやっていても、普通に見れるようになりました。

最初の頃は、ビールのCMすら受け付けなかったんですけどね(-_-;)

むしろ、1食、1食が貴重な勝負飯なので、食べるということを大事にするようになった感はあります。

この時に、ハズレを引いた時のショックな(^◇^)

大損した気分になりますので、なるべくハズレないようにしたい訳ですが。

実は僕は今日、彼女とのデート日なので、彼女とも打ち合わせして食べに行くところが決まっております。

メリットはシェアできるところで、例えば豚肉料理専門店に行った場合、
「とんかつも食べたい、豚肉のソテーも食べたい、しょうが焼きも食べたい。」みたいになりますが、2人で頼んで半分づつシェアしたら全部食べられる訳ですな(^◇^)

お互い、透析を受けてますと、やはり食べるという行為がすごく大事なのです。

なので打ち合わせる(^◇^)

そう言えば、昨年3月に東京に行った時は、まだ4時間透析時代でして、みなさんがバンバン食べる中、僕はちょっと躊躇してましたね。

今年はみなさん以上に飲み食いしてしまうので、驚かれる事が多いです。

透析が6時間になったこともあるんですけど(リンやカリウムが上がりにくいので)、食べたいものを食べたいだけ食べて、多少増えたとしてもさほど気にしないようになりました。
(増え過ぎは良くないですけどね(-_-;))

というのも、増えて精神的に落ち込んだりするよりは、増えても何も感じない方が健康的ですからね。

増えちゃいけないとか、精神的に縛られるほうがよっぽどキケンと思うようになったからです。

「こうじゃなきゃいけない」というこだわりを次々に断捨離していったために、自分は何事もオールフリーだと思えるようになりました。

実際にこのほうが増えないです。

昨日の透析でも、一昨日豚トロ弁当2個一気食いしたのに、実質の増えが1.3キロでした。

つまり、人生なんて言うのは、どう生きたいかは人によって違う訳です。

単に長生きすりゃなんでも良い訳ではなく、中身の充実のほうが遥かに大事ですからね。

細く長く生きようとするのはもうやめた! ってなってしまいました(-_-;)

SSS68



自分を追い詰める「イライラ」を断捨離


もちろん、6時間透析になったから、というのもありますよ。

そんなにリンやカリウムに支配されないで済むようになりましたからね。
(↑ 結構人生の中で大きかった。常に食べ物のリンやカリウム含有量を気にせねばならず、食事が楽しめない部分もあった)

何かに縛られる生活というのが案外厳しいのですな。

それでも自分で納得して手に入れた縛りの場合はほとんど問題ありません。

人工透析を生きられる手段として手に入れた人は問題無いでしょう。

しかし、人工透析に縛りを感じるという人は、最初の時点で納得して手に入れてないため、精神的に負担になる訳です。

で、僕自身もヘタレ10年時代が到来したのですな。

まあ、好きなものを好きなだけ食べられるという言い方は、ある意味、ミスリードになってしまう訳ですが、増えさえ何とか出来れば可能ですからね。

ちょっと頭を使って、それを習慣化できれば、まったく問題ありません。

「こうじゃなきゃならない」というのは、大部分が「思い込み」だったりする訳です。

例えば、僕の場合はかつては「時間にルーズな人」が嫌いだったのですが、仮に時間にルーズな人がいて待ち合わせに遅れてきた場合、イライラしますよね。

このイライラは必要なものですか? と考えた時、別に不要なイライラだと気付きます。

相手が時間にルーズなら、こっちもルーズにやりゃいいんですよ(*'▽')

そうすりゃ、何もイライラする必要は無い訳です。

そもそも、他人にイライラしてることほど、無駄になってるものはありませんからな。

そういうのはさっさと断捨離してしまうのが1番なんですな。

自分に対してのイラつきは分かりますが、他人に対して(家族でもないのに)イライラするというのは、「こうじゃなきゃいけない」という集大成みたいなものです。

どうしても付き合わなきゃならない仕事関係の人や家族でなければ、さっさと断捨離するか、自分自身の思考の中で断捨離してやれば良いのです。



自分自身が充実することが第一


ただ、こういうこともイチイチ納得する必要も無い訳です。

別にこの生き方がベストという訳ではなく、無駄にイライラすることが生きがいだ! という人は、ずっとイライラしてればよろしいですからな(*'▽')

要は、人工透析を受ける事で、縛りが増え、苦痛にならない人は全然OKですが、苦痛になる人はちょっと頭を使ってやってみると良いのです。

僕の彼女を見ていて、つくづく思うのですが、この人は何か目標を持ってコツコツやっていくのが相当好きみたいです。

達成したらスグ次のやりたいことを見つけてまたコツコツやり始めるタイプの人です。

夢や目標がなくなったら困るのではないか? と思うんですが、こういう人の場合は常にやりたいことが目の前にやってくるので無問題です。

コツコツ好きですな(^◇^)

一方、僕の場合は、妄想癖があり、壮大な夢を持ったりします(*'▽')
コツコツは苦手(-_-;)

でも、彼女がコツコツとやるタイプですので、何かたくさん夢を叶えてもらった気がします。



自分の思い込みで人生の振り幅を狭くしている


ソーシャルなどで、透析の苦痛を訴えてる人は何人もいますが、僕の透析仲間の1人は、よく食べ良く透析してます。
が、増え放題(^◇^)

かなり増えてるんで心配になるのですが、本人に接してみると実にイキイキと笑顔で暮らしてますね。

結構な疾患を抱えていますが、本人がこれほど充実してれば何ら問題ないかと。

その仲間を見て、増えとかリンとか疾患に思い悩むより、自分の生きたいように生き、笑顔で楽しく生きられてる人のほうがよっぽど良いなと思う訳ですな。

とかく、透析のコミュニティなどでは、人の増え幅とかが気になりやすかったりしますが、誰がどれほど増やしてようと、誰が摂生しすぎて栄養不足になっていようと、自分の食生活に影響を与えられるものではありません。

自分は我慢してるのに・・・
人はこんなにも食べてるのか・・・

と、思い悩む事もありません。

実際は、たくさん食べてる画像をアップしてる人は、その日はそれしか食べてなかったりなどの「ウラ」のある場合が多く、大して増えてないことが多いです。

自分自身が納得してその食事療法をやれてないから、他人の食事が気になるのであって、納得してれば他人の食事内容などはどうでもよくなってきます。

「こうじゃなきゃいけない」というのは、思い込みであって、どういう形であれその人が幸せで人生が充実してる事が先にあるのです。

そっちがあくまで先で、人生の充実は人工透析を受けていても十分できることなのに、「こうじゃなきゃいけない」という思い込みが自分の振り幅を阻害し、せまっ苦しい堅苦しい人生に変えてしまってるのですな。

人生はオールフリー(*'▽')
「こうじゃなきゃいけない」を捨て、「自分はなんでもできる」と思い込みを逆利用すべきなのです




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