う~ん(-_-;)
久々にちょっとした議論が起きちゃいました(-_-;)

題材としては「長時間透析はなぜ普及しないのか?」という感じなんですが、僕はたまたま見つけて割って入ってえらく揉めてしままいました。
僕の言いたかったことは長くなるのでブログで書くけどと言ったら、
「どうぞ」となったので書きますね(*'▽')



そもそも「長時間透析が普及してない」というのが間違い。「普及」してきてます


長時間透析の定義は「週18時間以上の透析」となりますが、隔日透析(2週間7回透析・月水金日火木土)の場合は1回5時間(これだと週17.5時間となるが)でも長時間透析になります。(と、長時間透析研究会のホームページに出てます)

実際に僕自身も、長時間透析のことを知った頃というのは、なぜ、そんな良いものが普及して行かないのだろうか? という疑問は持っていました。

しかしですな、それから2年くらい経ちましたが、この2年でも相当普及したと思います。

何しろ、そんな週18時間以上の透析を「やりたい」という患者さんがそんなにはいませんので、普及しにくいのは当たり前なんですが、それでも今年は診療報酬改定で大きな成果があったと思いますね。

これが、なんでこのような診療報酬の改定が起きたのか? という部分が実は大事なんですよね。

今回の診療報酬改定で大きな目玉なのは、
*透析台数と患者割合によって報酬に差がついたこと。
*6時間透析にも条件付きながら時間区分が付いたこと。
*夜間や休日の透析についても友好的であること。
この部分だと思います。

これは明らかに長時間透析や隔日透析、頻回透析に対する推進だと思いますね。

透析の医療費の削減を考えている厚生労働省及び国としては、破格の支援だと思います。

つまり、透析台数&患者割合で、短時間&高回転率(3時間透析で1日3回転させるような数で儲けようというやり方)に対する透析医療上の盲点を出来るだけ排除して、その分で浮いたお金で時間区分を更に設けたことが、実に良い方向に行ってると思います。

3~4時間のHDしかやってこなかった病院の中に、ちょこちょこですが、オンラインHDFに取り組み始めた病院も出てきましたし、中には、
「オーバーナイト透析やってもいいよ~。」という病院が僕の知る限りでも2病院も出てます(実際にはもう少しあるかも)。

なんで、こういうことが起きたのか? なんですが、決して僕がブログで書きまくったからではなく(笑)、前々から日本透析医学会や日本透析医会の方々が厚労省にプッシュし続けてきた経緯があるからですね。

診療上のガイドラインでも「6時間透析」に関しては、病状によって推奨されてたりするんですよね。

ん~(-_-;)
いや、僕の知識が間違ってるかも知れませんが、確か透析医学会や透析医会というのは、役員さんになっても無報酬だったと思いますね。

つまり、儲けにもならないのに、医学会や医会の役員を引き受けそういった裏方の仕事を無報酬で、自分のところの透析関連診療で忙しいさなかに、厚労省へのプッシュもしっかりやってくれていたから、こういった診療報酬体系になってきた訳ですな。

医療というのは難しいもので、ただ患者さんを診てれば良いというものでもなく、裏で診療報酬などの難しい問題もあるので、政治的な動きをする医師や、医師としての経験は無いけれども医師免許を持ったさ官僚さんなんかの働きも必要なのですな。

それぞれ役割がある訳です。

で、その中で、今回の診療報酬がこうなった訳です。

某役員さんの話では、診療報酬へのプッシュというのは、必ずしも長時間透析に優位になるような働きかけだけではなく、マイナスになることもちゃんと働きかけてますからね。

メリット・デメリットはしっかりアチコチから申告があって、その総合評価の中で、長時間透析が優位になりつつある訳ですな。

僕もこのブログで色々書く訳ですが、少なくとも透析医療の中で、
「患者さんに少しでも良い透析を受けてもらって元気に過ごしてもらおう」という方向にはちゃんと向いてくれてるのですな(*'▽')

一部の病院で、流れに逆行してる場合もあるのですが、いやいや、これまで前向き患者さんがいかに訴えようとも4時間透析までしかしてくれなかった病院の中に、時々5時間までやりますとか(5時間では長時間透析にはなりませんが)言い出す病院も出て来てる訳でしてね。

診療報酬上で損しないために、また医学会や医会の方針に逆らいたくないために、どんどん変わりつつあるのが現状だと思います。

なので、「長時間透析は普及しない」ことはありません。
もちろん、地域差はまだまだ大きいですが、徐々に増えつつありますよ(^◇^)

今は徐々に増える程度の動きですが、これだけ5時間透析までならやるという病院が出てき始めますと、
「よそがみんなやってるからうちも」と言い出す病院も出てきて、過半数を超えたら一気に流れが時間延長に向いてくるというのが、世間一般の流れですね(*'▽')

まあ、強制はできませんので、4時間透析で生活のバランスが取れてる人は4時間で良いですけどね。

SSS63



患者さんは精神的負担の無い程度で


もちろん、全腎協も動いてますけどね(*'▽')

しかし、患者さんの生活環境によっては透析時間を延ばすことは、結構厳しい場合もあると思います。

僕も、このたびフルタイムの仕事探しをしようと思ってますが、それがうまくいったとすると、今までのような週3回×1回6時間透析のようなスタイルは難しいですね。

夜7時とかに病院に行って夜間透析しようにも、時間切りがあって5時間どころか4時間も危うくなります。

オーバーナイト透析をしてる病院も移住先にはあるのですが、まあ、満床で入れないというのは聞いてます。

となると、在宅透析しか手はないですが、それでも夜7時に家に帰って来てご飯を食べてから透析準備をしてとなるとせいぜい早くて夜8時スタートですね。

彼女の在宅透析ぶりを見てても準備から自己穿刺、透析スタートまでに30分くらいは時間もかかってますし、終了後も止血と片付けで30分はかかってます。

となると深夜0時まで回しても4時間が限界ですな。(翌日も仕事ですからあんまり遅くまでは出来ません。オーバーナイト透析が許可されれば可能性は広がりますが)

しかし、それでも回数は増やせますね。
在宅透析ですからね(*'▽')

時間は延ばせなくても回数で対応できるので何とかなると思います。
(むしろこっちのほうが良いかも)

まあ、患者さんで透析をこうしたいという思いはあるものの、時間の都合が難しい場合も多く、精神的負担を増やさない程度でやっても良いと思います。
今の透析は体の小さい方であれば週3回の4時間透析でも40年生存が可能な医療になってますね。

だからまあ、焦る事は無いんですけど、僕のように炎症を起こしてる異所性石灰化を2か所も持ってる(首と右肩)患者の場合は、少しは焦りますからね(-_-;)

心臓も悪いですし(ほぼ完治に近い状態ではありますが)。



自分の最善は尽くしたい


僕の通う病院でも、昨年辺りから5時間透析に挑戦してる人が何人かいました。

が、中には
「しんどい」と言う人もいますね。

ん~(-_-;)
長く透析してきて、あまり運動をしなくなってますと、明らかに筋力低下が起きてますからね。

体力が無いと透析はしんどいですよ。

僕も6時間になって、体が軽くなって動けるようになったから、動きまくって体力がついたので、透析がラクというのもあるんですよね。

まあ、体を鍛えるという部分はmaedaさんや、透析中にエルゴメーターを毎回漕いでるmaekenさんに任せましょう。
僕はあまり詳しくないですからね。

透析は、やはり体力が必要ですからね。

これ、透析末期になって食が細くなり体力が落ちてしまったら、4時間の透析にすら耐えられなくなりますから。

しかし、僕もまあ、フルタイムの仕事を始めると、運動するヒマがないので婚約者さんに
「自転車買ってね~(*'▽')」と頼みました。(家計は奥さんに任せることにしました)

高校時代は山を2つ超えて17キロの道を自転車で通ってましたからね(*'▽')

という事で、透析界でも全腎協もそうですし、透析医学会や透析医会の主要医師さんが頑張ってくれて今日の透析がある訳ですから、自分の人生だけでなく、その恩に報いるためにも、元気に透析し続けられるように最善は尽くしたいところですね。

ま、こういう事が言いたかった訳です(^◇^)



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