僕の通う透析病院では、今、ハリケーン君が研修生を指導してますね。

研修生だからまだ学生さんでしょうか?

昨日も僕のところに「シャント音」と「スリルチェック」に来ました(^◇^)



頭の柔らかさは求められるでしょうね


まあ、正直なところ、僕だったらこの仕事は絶対に選ばないんですが、とはいえ、透析医療というのはハマれば結構面白い仕事だと思いますね。

人間関係と勤務時間などにやや難点があるかな、と思います。

しかし、重い病気で精神的に難しい患者さんのケアをしていく訳ですから、世の中的にはかなり崇高な仕事だと思います。

胸を張って良いですな(*'▽')

崇高な仕事なので、自身が崇高な意識を持っていないと、流れからはみ出してしまうかも知れませんけどね。

この業界で能力を発揮してる多くの技士さんを見る限り、かなり人間性が磨かれてると思います。

何しろ、頭の固い人は通用しない感じもありますね。

透析患者が何を望み、その望みをどうやったら叶えられるかという部分に真摯に取り組める能力が必要なんではないでしょうか。

頭が固く、こうじゃないといけないといったこだわりが強すぎると、通り一遍の単なるルーチンワークに陥る可能性もあります。

患者さんや病状は同じ透析でも様々な症状がありますので、やはり頭の柔らかさは求められると思います。

問題点はどんな仕事でもありますからね(*'▽')

やはり、上手にやりがいを持って取り組めるかどうかというのは、仕事をやる上で結構大事です。

やりがいを感じられなければ、仕事自体が苦痛になりますから。

そういう意味では透析医療は、世間一般の様々な職業と比べ、かなりやりがいを持てる仕事だと思います。

SSS62


給料が高い仕事は相応の苦労があるよ


臨床工学士でもない僕が語っても説得力はありませんけどね。

病気や性格のせいで、転々と職を変えてきた経験だけは人一倍ありますから。
僕自身、月収手取り13万円台から100万越えの仕事まで、様々やってきました。

透析医療がどのくらいもらえるかは全然知らないのですが、色んな人の情報を集めると、世間と比べてどうなんでしょうね。

たくさん給料をもらう仕事では、それだけ困難が待ち受けてると思います。

難しかったり、なり手がいなかったりなど、特殊な状態だからこそ給料も増える訳ですから。

僕が思うには、透析医療で働くのは、特殊性が高いですし、患者さんの生死をあずかる仕事でもあるので、たくさん給料をもらって良いと思います。

しかし、給料をたくさんもらうという事は、そこでの人間関係などが難しくても当たり前にその環境を乗り越えなくてはならないと思いますね。

よく、透析患者は性格が難しい人が多い、と揶揄されてしまうんですが、対応ができないのであれば月収手取り18万以下で仕事してくれと、僕なんかは思う訳です。

だってね、タクシー運転手さんなんかは、自分の命の危険まである仕事(事件に巻き込まれたり)なのに、そんなに稼ぐのはかなり難しい仕事です。
年齢による時給アップも通常はありませんね。

しかし、医療というのは世間一般から見たらもらってるほうの部類に入る仕事ですから、相応の難しい仕事であって当然です。

どんな仕事でもそうでしたが、仕事の特殊性(誰でもができない仕事)が高ければ高いほど、給料に反映しやすい訳ですからね。

人よりたくさん給料をもらうという部分から、呑気に愚痴とか言ってる場合じゃないんだろうな、と感じます。



給料はフルコミッションの営業が1番分かりやすい


とはいえ、僕から見ても、このスタッフさんにはド~ンと給料出してやってくれと思う人もいますし、逆にこの人は18万以下でという人もいますな。

これはどこの職場でも起きることですけどね。

与えられた仕事を必要最小限でやる人もいれば、与えられた以上の仕事をやってしまう人もいますからね(*'▽')

この辺の取り組みの姿勢がもっと給料に反映されても良い気がします。

頑張ってやってる人とテキトーな人が、キャリアや年齢が同じと言うだけで給料が同じだったら、誰もやる気にはなりませんからね。

透析医療での看護師さんや技士さんでも、この人は月収手取り50万以上でも良いのでは? という人が30万くらいだったりと病院によって査定も違うので色々起きてますね。

僕が経験した仕事の中で、「フルコミッション営業(売上高に応じて給料が出る)」に関しては、売れば売るほど給料がもらえるという、とても分かりやすい状況でした。

月に1オーダーも出せなければ給料はゼロなんですな(-_-;)

しかし、1000万も売り上げたら100万くらいはどこのフルコミ営業でももらえますね。

頑張ったら頑張っただけ、結果を出せば出しただけもらえるという部分があります。

一般の仕事では、こういった頑張った分が給料に大きく反映されることは少ないですからな~。

塾の営業の時なんかは、500万の売り上げで100万になってました(僕は400万くらいまでしか売り上げられませんでしたが(-_-;))。

一方で、工場勤務ですと、頑張ってても給料は同じでした(-_-;)

ということで、世の中では人のやる気を阻害してるケースは多々ありますな。



若いこれからの人がどう成長を成し遂げていくか


ちょっと技士さんとも話したのですが、透析医療ってやはり面白いと思うんですよね。

ちょうど2000年から現在までが大きな成長期にあって、医療上、かなりの工夫が求められてきたと思います。

何も変わらず、ただ透析医療をルーチンのようにやってきた病院が結構取り残されてしまった感がありますね。

単にコンソールの操作だけできれば良いという訳にもいきませんからね。

患者さんがより元気になるにはどうしたら良いか、という視点でみなさんが切磋琢磨してくれたおかげで、今日の僕もフルタイムの仕事をしたいと思うようになれた訳です。

透析医療で頑張るということは、こうして就職を諦めていた患者さんが社会復帰しようと考えたりする訳ですから、社会への貢献度はかなり高いと思います。

そうやって社会の歯車の1つとしてしっかり自分を機能させていけば、心も磨かれていくのだと思います。

仕事にやりがいを持つというのは、実際には相当ないばらの道ですからね。

何も資格を持ってない僕から見たら、看護師さんや臨床工学士さんはかなり羨ましくもあります。

その中で、新しくこの業界に入って来ようという研修生の方々が何を学ぶでしょうか。

楽しみにその行く先を見てみたいと思います(*'▽')
(あ、香川から関東へ引っ越すんだった(-_-;))


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