そもそも「夜間透析」、「在宅透析」、「オーバーナイト透析」などは、働く透析者向きに作られたシステムだと思うんですよね。
「腹膜透析」は元々、もっと手軽に透析出来たら良いのでは? という事で最初作られたと思うんですが、「血液透析」より受け入れの精神的ハードルが若干低く見えるため、仕事をしてる人にとっては入りやすい透析になったと思います。
とりあえず、「腹膜透析」は置いといて(-_-;)
夜間透析、オーバーナイト透析の場合は、医療従事者さんにも時間の負担がかかる医療ではあるのですが、それでも働く透析者はもっと苦労してる訳ですから、
「そこまで透析しながら頑張ってるなら協力しましょう(*'▽')」という医療従事者さんが多く出てくれたことによって発展を遂げてきたと思います。
有難いですね。
更に、その進化版として「在宅透析」というものまで出来たと思います。
在宅透析なら、医療従事者さんの負担は減りますからね。
あるとすれば、在宅支援のためのトレーニングくらいでしょうか?
夜間透析の場合は、時間切りなどがあるため、透析量を増やしにくいという問題を持っていますが、オーバーナイト透析が出てきたことで、その難点を克服したと思います。
残念ながら、どこの地域に住んでいても、これらの先進的透析が受けられる訳ではないという問題(透析内容の地域差が激しい)も持っていますけどね。
本気で、医療従事者さんが、
「日中に働ける透析者さんの自立支援をしよう!」と考えるのであれば、医療従事者さんの時間的負担を顧みず、この分野に力を注いでいくことになると思いますね。
一方で、言葉は悪いですが、透析患者さんが働くと、摂生などがおろそかになるため
「透析を受けてるんだから働かなくても良い。」と考えてる医療者さんがいるのも事実で、そういった病院では「4時間透析もっぱら状態」になっていて、2018年診療報酬改定で儲からなくなったために、考え無しにオンラインHDF5時間透析主体に変えるなどの節操のない透析をしてたりします。
(こう言うと、語弊があって苦情が来そうですが、一部の病院で確かに「透析者は働かなくて良い」ということを本気で言ってる医療者さんがいますので、そのことを指しております。)
とにかく、透析を受けている若い患者さんが、働ける環境にあるというのは、かなり有難い話です。
なぜかと言えば、透析を受けていても自分の人生が送れるというメリットがあるからですな(*'▽')
確かに、血液透析を受けるという事は、通常で1回4時間以上の透析を週3回以上受けなければならなくなりますが、どうしてもこの時間負担は通院の往復も含めますと、かなりの時間負担になってしまいますので、人生が透析によって左右されてしまう場合があります。
透析になる前は、無症状で透析になった方もおられますが、一般的には末期腎不全の諸症状で苦しんだ方も多いと思います。
人生そのものが病気によって不遇であり、透析を受けることになって、更に不遇になったという印象を受けやすい場合もありますね。
透析を受け始めるまでの人生が不遇であればあるほど、透析を受け始めた時の精神的負担のハードルが高くなるのではないでしょうか?
こうしたことで、透析を受け始めた時に「絶望感」を抱いてしまうと、人生を更に苦しいものに変えて行ってしまいますね。
ん~(-_-;)
結局、「人工透析」とは「透析」以外の時間が充実してる人にとっては、とても有難いものに感じれるようになりますが、「透析」以外の時間の内容が薄ければ薄いほど「透析」に制圧されてしまい、精神に影響を及ぼすようにできています。
人工透析を受けることになった若い透析者さんは、どちらかと言えば子供の頃から病気の多い方がいらっしゃるのかも知れませんね。
透析仲間にも、20歳前後から透析を受け始めた人や、子供の頃から透析を受け始めた人、中には物心つく前から透析を受けていた人までいますからね。
僕は38歳からの透析ですが、子供の頃から「病気に対する依存心」があったりしまして、ちょっと面倒な性格に育ってしまいました(-_-;)
20代は華々しく社会の中でやれましたが、働き過ぎて倒れたことから人生の不遇が始まってしまい、透析を受けることで、やる気すら失ってしまいました。
つまり、透析以外の人生の部分でもうまく行かなくなってしまったことが、人生における「透析」の割合を上げてしまい、「人工透析」に制圧されてしまったのですな。
こうなっちゃうとダメなんですよね(-_-;)
「透析」と「透析以外の人生」は別物でして、「透析」を受けているから人生が不遇であるとは限らないのです。
「透析」で体調が悪ければ、それは「透析」がうまくいってなかったり、「透析」とうまく向き合えていなかったり、単に運が悪かったりなどですが、そこと「人生がうまくいかない」というのはまったく別物です。
透析を受けていても、人生は輝けるし、幸せもあるんですけどね。
それは「透析以外の時間」を頑張って過ごしてるから得られることなのですが、それを僕のようにヘタレてやらなければ、永遠に「人生の不遇」は続くのです。
透析以外の時間が充実してくると、透析内容にも影響を及ぼし始めます。
透析にかける時間の確保が難しくなる場合もあるでしょうし、より元気に活動したくて透析量を増やそうと考える人もいると思います。
ここで、登場してくるのが、「オーバーナイト透析」や「在宅血液透析」だと思うんですよね。
夜の寝る時間を利用して受けられる「オーバーナイト透析」では、そもそも睡眠に充てる時間を透析に使う訳ですから、一見、透析時間は長くて損してるように見えますが、実際は家で寝るか、病院で透析を受けながら寝るかの違いだけです。
損はしてるようで、本当はしてませんね。
まあ、透析を受けた日の仕事は大変だとは思いますけどね。
患者さんにとっての時間という損失をかなりなくした上に、透析量まで増やせるという「魔法の透析」でもあります(^◇^)
一方、「在宅透析」では、更に透析量が増やせるというメリットと、家にいるときならいつでも透析可能というダブルのメリットがあります。
仕事上で断れない飲み会などでたくさん飲み食いした日でも透析で抜いたりできるのですな。
僕などは週末に飲み会があった時などは、日曜も透析出来たらいいのにな? と思う事が多いです。
施設透析でもたまに日曜透析を受けてくれる病院もありますが、ごくわずかですので。
施設透析の場合は、ある程度決められた時間に通院しなければなりませんが、「在宅透析」ではその部分がカットされるために、その時の状況によって透析開始時間や透析終了時間を調整できるという最大のメリットがありますね。
各県に在宅支援病院は必ず1病院以上ありますし、在宅化に成功すれば月に1回行く程度ですので多少遠くても何とかなります。(トレーニング中は通わなくてはなりませんが)
「在宅透析」でも、たまに「オーバーナイト透析」をしても構わないという管理病院もある訳でして、その場合はメリットはスクエアしていきますな(*'▽')
ここまでいくと、透析も「極み」の部分にきてると思います。
(自己穿刺に自信がないという患者さんもいますが、Mちゃんが自己穿刺もできるくらいなので、ほとんどの人が可能と思います。)(^◇^)
ここに到達するには「地域性」と「家庭環境」もあるために、かなり厳しいですが、(在宅透析は家に下水があることや透析機器や物品置き場の確保、介助者の確保などの問題もある)透析以外の人生が充実してればしてるほど、効果が発揮しやすいと思いますね。
とにかく、香川を飛び出して東京や大阪で在宅透析やオーバーナイト透析を受けている患者さんとたくさん知り合い、付き合いもありますが(そもそも婚約者も在宅透析患者さんです)、まあ~~~元気だわ(^◇^)
特に精神面が鍛えられてて、明るく陽気に頑張れている人ばかりですね(*'▽')
やはり、透析以外の人生の充実度が違うのでしょうな。
だから明るくなれる。
まあ、僕も透析以外の人生の充実というのは、進撃を始めてからは特に考えてきました。
1度は諦めた恋愛面でも、なぜか運よく良縁に恵まれましたし、やはり人生はアクティブに出かけて損はありませんな。
今は結婚に向け、透析のこと、新しい住まいのことで色々起きてますが、ここを突破したらこれまでに経験しなかった新しい人生がスタートしますね。
結局、人生の不遇感が透析でもっと倍増して行くのか、それとも透析以外の人生を充実させて人生の不遇感を消し去るのかは、自分で決めていますね。
ヘタレようと思えば、いくらでもヘタレられますよ(*'▽')
逆に、1度しかない人生をもったいないと思うのなら、透析以外の人生の充実度ということを考えてみても良いかも知れませんね。
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「腹膜透析」は元々、もっと手軽に透析出来たら良いのでは? という事で最初作られたと思うんですが、「血液透析」より受け入れの精神的ハードルが若干低く見えるため、仕事をしてる人にとっては入りやすい透析になったと思います。
「人工透析」は「透析」以外の時間の充実度で精神が左右される
とりあえず、「腹膜透析」は置いといて(-_-;)
夜間透析、オーバーナイト透析の場合は、医療従事者さんにも時間の負担がかかる医療ではあるのですが、それでも働く透析者はもっと苦労してる訳ですから、
「そこまで透析しながら頑張ってるなら協力しましょう(*'▽')」という医療従事者さんが多く出てくれたことによって発展を遂げてきたと思います。
有難いですね。
更に、その進化版として「在宅透析」というものまで出来たと思います。
在宅透析なら、医療従事者さんの負担は減りますからね。
あるとすれば、在宅支援のためのトレーニングくらいでしょうか?
夜間透析の場合は、時間切りなどがあるため、透析量を増やしにくいという問題を持っていますが、オーバーナイト透析が出てきたことで、その難点を克服したと思います。
残念ながら、どこの地域に住んでいても、これらの先進的透析が受けられる訳ではないという問題(透析内容の地域差が激しい)も持っていますけどね。
本気で、医療従事者さんが、
「日中に働ける透析者さんの自立支援をしよう!」と考えるのであれば、医療従事者さんの時間的負担を顧みず、この分野に力を注いでいくことになると思いますね。
一方で、言葉は悪いですが、透析患者さんが働くと、摂生などがおろそかになるため
「透析を受けてるんだから働かなくても良い。」と考えてる医療者さんがいるのも事実で、そういった病院では「4時間透析もっぱら状態」になっていて、2018年診療報酬改定で儲からなくなったために、考え無しにオンラインHDF5時間透析主体に変えるなどの節操のない透析をしてたりします。
(こう言うと、語弊があって苦情が来そうですが、一部の病院で確かに「透析者は働かなくて良い」ということを本気で言ってる医療者さんがいますので、そのことを指しております。)
とにかく、透析を受けている若い患者さんが、働ける環境にあるというのは、かなり有難い話です。
なぜかと言えば、透析を受けていても自分の人生が送れるというメリットがあるからですな(*'▽')
確かに、血液透析を受けるという事は、通常で1回4時間以上の透析を週3回以上受けなければならなくなりますが、どうしてもこの時間負担は通院の往復も含めますと、かなりの時間負担になってしまいますので、人生が透析によって左右されてしまう場合があります。
透析になる前は、無症状で透析になった方もおられますが、一般的には末期腎不全の諸症状で苦しんだ方も多いと思います。
人生そのものが病気によって不遇であり、透析を受けることになって、更に不遇になったという印象を受けやすい場合もありますね。
透析を受け始めるまでの人生が不遇であればあるほど、透析を受け始めた時の精神的負担のハードルが高くなるのではないでしょうか?
こうしたことで、透析を受け始めた時に「絶望感」を抱いてしまうと、人生を更に苦しいものに変えて行ってしまいますね。
ん~(-_-;)
結局、「人工透析」とは「透析」以外の時間が充実してる人にとっては、とても有難いものに感じれるようになりますが、「透析」以外の時間の内容が薄ければ薄いほど「透析」に制圧されてしまい、精神に影響を及ぼすようにできています。
「透析以外の時間」を頑張らなければ「人生の不遇」からは抜け出せない
人工透析を受けることになった若い透析者さんは、どちらかと言えば子供の頃から病気の多い方がいらっしゃるのかも知れませんね。
透析仲間にも、20歳前後から透析を受け始めた人や、子供の頃から透析を受け始めた人、中には物心つく前から透析を受けていた人までいますからね。
僕は38歳からの透析ですが、子供の頃から「病気に対する依存心」があったりしまして、ちょっと面倒な性格に育ってしまいました(-_-;)
20代は華々しく社会の中でやれましたが、働き過ぎて倒れたことから人生の不遇が始まってしまい、透析を受けることで、やる気すら失ってしまいました。
つまり、透析以外の人生の部分でもうまく行かなくなってしまったことが、人生における「透析」の割合を上げてしまい、「人工透析」に制圧されてしまったのですな。
こうなっちゃうとダメなんですよね(-_-;)
「透析」と「透析以外の人生」は別物でして、「透析」を受けているから人生が不遇であるとは限らないのです。
「透析」で体調が悪ければ、それは「透析」がうまくいってなかったり、「透析」とうまく向き合えていなかったり、単に運が悪かったりなどですが、そこと「人生がうまくいかない」というのはまったく別物です。
透析を受けていても、人生は輝けるし、幸せもあるんですけどね。
それは「透析以外の時間」を頑張って過ごしてるから得られることなのですが、それを僕のようにヘタレてやらなければ、永遠に「人生の不遇」は続くのです。
透析以外の人生が充実してきたら「オーバーナイト透析」か「在宅透析」へ
透析以外の時間が充実してくると、透析内容にも影響を及ぼし始めます。
透析にかける時間の確保が難しくなる場合もあるでしょうし、より元気に活動したくて透析量を増やそうと考える人もいると思います。
ここで、登場してくるのが、「オーバーナイト透析」や「在宅血液透析」だと思うんですよね。
夜の寝る時間を利用して受けられる「オーバーナイト透析」では、そもそも睡眠に充てる時間を透析に使う訳ですから、一見、透析時間は長くて損してるように見えますが、実際は家で寝るか、病院で透析を受けながら寝るかの違いだけです。
損はしてるようで、本当はしてませんね。
まあ、透析を受けた日の仕事は大変だとは思いますけどね。
患者さんにとっての時間という損失をかなりなくした上に、透析量まで増やせるという「魔法の透析」でもあります(^◇^)
一方、「在宅透析」では、更に透析量が増やせるというメリットと、家にいるときならいつでも透析可能というダブルのメリットがあります。
仕事上で断れない飲み会などでたくさん飲み食いした日でも透析で抜いたりできるのですな。
僕などは週末に飲み会があった時などは、日曜も透析出来たらいいのにな? と思う事が多いです。
施設透析でもたまに日曜透析を受けてくれる病院もありますが、ごくわずかですので。
施設透析の場合は、ある程度決められた時間に通院しなければなりませんが、「在宅透析」ではその部分がカットされるために、その時の状況によって透析開始時間や透析終了時間を調整できるという最大のメリットがありますね。
各県に在宅支援病院は必ず1病院以上ありますし、在宅化に成功すれば月に1回行く程度ですので多少遠くても何とかなります。(トレーニング中は通わなくてはなりませんが)
「在宅透析」でも、たまに「オーバーナイト透析」をしても構わないという管理病院もある訳でして、その場合はメリットはスクエアしていきますな(*'▽')
ここまでいくと、透析も「極み」の部分にきてると思います。
(自己穿刺に自信がないという患者さんもいますが、Mちゃんが自己穿刺もできるくらいなので、ほとんどの人が可能と思います。)(^◇^)
ここに到達するには「地域性」と「家庭環境」もあるために、かなり厳しいですが、(在宅透析は家に下水があることや透析機器や物品置き場の確保、介助者の確保などの問題もある)透析以外の人生が充実してればしてるほど、効果が発揮しやすいと思いますね。
とにかく、香川を飛び出して東京や大阪で在宅透析やオーバーナイト透析を受けている患者さんとたくさん知り合い、付き合いもありますが(そもそも婚約者も在宅透析患者さんです)、まあ~~~元気だわ(^◇^)
特に精神面が鍛えられてて、明るく陽気に頑張れている人ばかりですね(*'▽')
やはり、透析以外の人生の充実度が違うのでしょうな。
だから明るくなれる。
まあ、僕も透析以外の人生の充実というのは、進撃を始めてからは特に考えてきました。
1度は諦めた恋愛面でも、なぜか運よく良縁に恵まれましたし、やはり人生はアクティブに出かけて損はありませんな。
今は結婚に向け、透析のこと、新しい住まいのことで色々起きてますが、ここを突破したらこれまでに経験しなかった新しい人生がスタートしますね。
結局、人生の不遇感が透析でもっと倍増して行くのか、それとも透析以外の人生を充実させて人生の不遇感を消し去るのかは、自分で決めていますね。
ヘタレようと思えば、いくらでもヘタレられますよ(*'▽')
逆に、1度しかない人生をもったいないと思うのなら、透析以外の人生の充実度ということを考えてみても良いかも知れませんね。
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コメント
コメント一覧 (4)
血液透析始めたらクレアチニンが11だったのが3,8まで下がり体調が良くなり食欲も増しました❗凄くビックリしてます😃でも透析中に二回もトイレに行きたくなりそのせいで針が動いてしまい腕がめちゃくちゃ腫れてあおずみが凄いです😅虐められたようになってます😅四時間は暇なのでDVDデッキ持って時間潰して居ます😃
在宅透析良いなぁと思いましたが旦那が反対しました😅何かあったら困ると言うことで…残念です…
コメント有難うございます。
透析中のトイレはよくありますよね(*'▽')
実際に僕は透析12年間で透析中のトイレ離脱はゼロなんですけどね。
周りの患者さんたちはよくあります。
あれは、なる人はトコトンなるようなので(透析中にお腹が動きやすい体質)ある意味仕方ありませんね(>_<)
クレアチニン値が3.8まで下がるとかなり楽ですよね。
透析の事ばかりに限らず、病気の事ばかり考えてると幸せが逃げていきます。
自分が意識を向けたものが増大するのですから、病気の事考えれば、病気が増えていくだから、好ましい事にベクトルを向けた方がいいよね!
コメント有難うございます。
なんかね、最近は結婚に向けて彼女と色々やってきたので、そういう方向に向いてるのが良いのでしょうか。
良い流れになってますね。
幸せに過ごすためのビジョンが一致してるので、そこがうまく行ってるのかも知れませんね。
引っ越しカレーパーティーは思ったより早いかも知れません(^◇^)